市川円とレオ•シルフィード⑦
レオVS夜盗。
深夜寝静まった夜、夜盗が動く。
先ず宿泊先の主人を脅し、侵入する。
「さて、この先の部屋だな?」
「ああ、そうだ。」
「音は聞こえない、寝息だけだ。」
「よし、行くぞ。」
カチャ。
夜盗が音を消しレオと円が宿泊している部屋に侵入する。
(寝ているのはこの先か。)
「グルッポ〜zzz」
「⁉️」
(び、び、びっくりしたーーーーーーー⁉️)
(と、鳥か⁉️)
(静かにしろ‼️)
(ああ、す、すまん、、、)
(いたな。)
(男も寝てるな。)
(よし、ガキを連れ去るぞ。)
夜盗の1人がレオを抱え連れ去る。
(ククク、楽しみだぜー)
(ずらかるぞー)
(おう。)
夜盗がアジトに戻る。
「フフフ、上手くやるじゃない❤️」
「さてと、行こうかな。」
円が下に降りていくと、店主が怯えて地面に座っている。
「おや、大丈夫ですか?」
「あ、あ、お、お客様ーーーーーーー⁉️」
「だ、だ、大丈夫でございましたか⁉️」
「うちの子供が連れ去られたみたいだから助けに行くよ❤️」
「そ、そ、それは大変だーーーーーーーー⁉️」
「や、奴らはこの街でも有名なギャングです。」
「へ〜」
「地元の警察も手を出せなくて、やりたい放題なんです、、、」
「ヘ〜」
「なるほどね、まるっきりの素人では無いってことね❤️」
「お客様、絶対に行かない方が良い、殺されてしまいます⁉️」
「フフフ、店主、朝には帰るから食事用意しといてね❤️」
「お、お客様ーーーーーーーーー⁉️」
「よし、上手くいったな‼️」
「ああ。」
「今頃、手紙を読んでこっちに向かっている頃だ。」
「メンバー全員揃ったな?」
「ああ。」
「それぞれ配置につかせろ。」
「おう。」
「どれどれ、1、2、3、、、、」
「全部で20人程か。」
「フフフ、レオ、頑張ってね❤️」
しばらくしてレオが目を覚ます。
「う、う〜ん、、、」
「こ、ここは⁉️」
「おっ?起きたか?」
「ここは何処、おっさん?」
「お、おっさんだと⁉️」
「コラっ⁉️クソガキ‼️」
「テメェ、今、どんな状況か分かってんのか?」
「今、起きたんだから分かるわけないだろ、アホか?」
「テメェーーーーーーーーーー⁉️クソガキーーーーーーーーーーーーー⁉️」
「やめろ、いちいちガキの言葉に反応すんじゃねーよ。」
「わ、わりぃ。」
「ガキ、今、お前は人質なんだよ。」
「人質?」
「ああ、お前の連れがもうじき助けにくる。」
「へ〜、そうなんだぁ〜」
「おい、クソガキ、怖くないんか?」
「全然‼️」
な、なんだこのクソガキ、、普通は泣き叫ぶだろうが、、、それなのに、なんでこんなに落ち着いてやがる、、、、
「おっさん達は金が目的なの?」
「そうだ、それと、お前の連れを殺した後、お前は売られる。」
「へ〜、そうなんだ。」
「おっさん達、今日で死ぬんだから、最期は好きな物食べたら良いよ‼️」
「ハァああああああああああああああああーーーーーーーーー⁉️」
「何言ってんだぁーーーーーーーーーーーー⁉️クソガキィ ィ ィ ィ ィ ーーーーーーーー⁉️」
「だって、今から俺に殺されるんだから‼️」
ゾクッ、、、
このガキ、、、、、、、、、
「テメェ、さっきから調子に乗ってんじゃねぇーーーーーーーーーーー⁉️」
「やめろーーーーーーーーーーーーー⁉️ロブソーーーーーーーーーーーン⁉️」
「極炎‼️」
「グギャアァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーー⁉️」
一瞬にして夜盗の1人が燃えカスとなった。
「お、お前は、、、何者だーーーーーーーーーーーーーーぁあ⁉️」
「俺はレオ•シルフィード、この世界を滅ぼす者だ‼️」




