市川円とレオ•シルフィード①
市川円とレオの出会い。
ー約20年前ー
とある町
「待てーーーーーーー‼️」
「クソガキーーーーーーーーーーーー‼️」
「はぁはぁハァ、、、何処に行きやがった、あのクソガキ⁉️」
「どうした、ジョン?」
「あのクソガキ、また食い物を盗みやがった‼️」
「レオのクソガキか?」
「ああ、そうだ‼️」
「あいつ、見つけ次第ぶち殺してやる‼️」
「はあ、ハァ、ハァ、はぁ、、、がぶ、ガブブブ、はむ、はむ、ぐしゃぁ、グシャア、、、」
「がっ、はっ、ハッ、ガッ、、、」
「フフフ、これ飲みなよ?」
「⁉️」
「ゴブブブブブーーーーーー‼️」
「んぐっ、ハァハァハァ、、、」
「フフ、落ち着いたかい?」
「だ、誰、おじさん?」
「フフ、おじさんに見えるかい?」
「うん、見える‼️」
「そっか笑」
「それで君は食べ物を盗んだのかい?」
「うん、俺、金ないから。」
「親とかはどうしてるの?」
「親はいない、気づいたらこの町にいた。」
「そうなんだねー」
「私と一緒だねー」
「おじさんも?」
「うん、そうだよー」
「おじさんはちょっと嫌だから、市川円って名前だから円って呼んでよ?」
「うん、分かったよ、円。」
「じゃあ君の名前は?」
「俺はレオ、レオ•シルフィード。」
「レオか、じゃあ今からよろしくねー」
「うん。」
「レオは今までどうやって生き延びて来たの?」
「さっきみたいに盗んだり、森で獣とかを焼いて食べたりして凌いだよ。」
「⁉️」
「獣を⁉️どうやって?」
「こうだよ?」
「ぼっ‼️」
漆黒の炎⁉️
「レオ、その力は⁉️」
「前にお腹が空いて、森に迷い込んだ時に獣に襲われた時に手から出たんだ‼️」
「それから自分で使えるように練習した。」
「凄い、凄いよ、レオ‼️」
「君は天才だ‼️」
「そうかな?」
「初めてだよ、褒められたの。」
「レオ、私と広い世界へ行こう‼️」
「広い世界?」
「うん、君の知らない、見たことのない世界だよ‼️」
「君はこの狭い場所から抜け出すべきだ。」
「う〜ん、、、じゃあさ、円、1つお願いがある。」
「なんだい?」
「1人、友達がいるんだ、そいつも連れていっていい?」
「いいよー、どういう子なんだい?」
「俺と同じで親がいないんだけどめちゃくちゃいい奴だから‼️」
「今連れてくるから、円、ここで待ってて‼️」
「ああ、分かったよー」
「オラァーーーーーー‼️」
ボコ、バガ、グゴ‼️
「ぐぁーーーーーーー⁉️」
「ルシオ、吐きやがれ‼️」
「レオは何処だーーーー⁉️」
「し、知らない、、、」
「嘘つくんじゃねーーーーーーーー⁉️」
バガ、ボコ、ボゴ、グゴ、バゴーーーーーーーーーン‼️
「ぐぁーーーーーーーーーーーーー⁉️」
「ハァハァハァハァハァ、、、」
「ジョン、この辺でやめとけ、死んじまうぞ?」
「こんなゴミが死んでも誰も悲しまねー」
「皆んな喜ぶさ‼️」
「ルシオーーーーーーーーーーーーーーーー⁉️」
「う、う、うっ、、、れ、レオ⁉️、、、」
「そこにいたのかぁーーーーーーー⁉️」
「クソガキーーーーーーーー‼️」
「クソ豚ジジイ、ルシオに何をした?」
「ああ⁉️クソガキーーーーー、テメェに発言権は無いんだよーーーーーー‼️」
「お前らゴミはなぁ、人間以下なんだよ、だからなぁ、俺たちがお前らゴミに何をしようが誰も文句は言わねぇ‼️」
「この世界にお前らの様なゴミはいらねぇんだよーーーーーーーーー‼️」
「その汚ねぇ口を閉じろ、クソ豚ジジイ‼️」
「待ってろ、ルシオ、直ぐにこのクソ豚ジジイを殺して助ける‼️」
「ハァーーーーーーーーーー‼️」
レオから漆黒の炎が出現する。
フフフ、レオ、君はこの腐った世界をどうする?




