天下機動十隊VS死生④
隊長対元隊長。
ー八番隊サイドー
「さあ、殺りあうか?」
「お前たちは数歩離れて待機。」
「「「「「はっ‼️」」」」」
「神崎零司、投降しろ。」
「何を言うかと思ったら、とんだ腑抜けだな。」
「何故、お前が十隊を裏切り、死生になったのかは知らないが、無駄な事だ。」
「相変わらず頭が堅いな、晋助。」
「お前は何も分かっていない。」
「いや、分かっていてそうなのか?」
「頭が堅いのはお前だ、神崎零司。」
「お前たちがしようとしている事では何も変わらない。」
「そもそもその考え方が間違っているんだよ、晋助。」
「何かを変えるには行動をしなくては行けない、その変えるものが強大であればあるほど力も必要になる。」
「その為に罪の無い犠牲者がでてもか?」
「未来のためだ。」
「終わってるな?」
「何⁈」
「犠牲者の骸の先には地獄しかない。」
「お前たちがしている事に未来はない‼️」
「そして、お前たち死生は俺たちに敗れる。」
「ふっ、そうか、、、つくづくお前とは合わないな。」
「投降する気がないなら、お前をこの場で捕縛する。」
「晋助、俺たち死生は誰にも負けん。」
「そして新しい秩序のためにお前たちには死んでもらう。」
残念だよ、零司、、、
「10年前にお互いにつけあったこの傷、次はこんなものでは済まない。」
「ああ、昔の戦友として、そして、止められなかった責任として、お前を必ず捕縛する。」
「行くぞ、、、」
「来い。」
ざっ、、、
ざっ、、、
「日天神武流 飛竜鉄閃」
「神崎式一刀流改 干・景」
ドゴーーーーーーーーーーン‼️
お互いの技がぶつかり合う。
「はあーーーーーーー‼️」
「神気開放‼️」
「はあーーーーーーー‼️」
「闘気開放‼️」
「日天神武流 雷爻風刃」
「神崎式一刀流改 千・炎」
バゴーーーーーーーーーーーーーン‼️
「さすがだな、晋助、、、」
ゴロゴロゴロゴロ‼️
何だ⁉️
「神武流八十八の手 雷雲百白雷」
なっ⁉️八十番台、詠唱破棄だと⁉️
百の白い雷が神崎を襲う。
がガガガガガガーーーーーーーーーーーーン‼️
「ぐっ⁉️」
「神武流八十六の手 絶技皇双虎砲」
「ガハッ⁉️」
ドゴーーーーーーーーーーン‼️
神崎が吹き飛ぶが防御をしてそれを防ぐ。
(神崎式防技法 オリハルコン(金剛石の鎧))
ふぅ〜、、、
さすが、日天神武流伝承者、そして十隊三強の1人、、、
だが、俺は負けん、絶対にな、、、
「これで終わりじゃないだろ?」
「来い、神崎零司‼️」
ーラグナロクサイドー
「レオ、作戦は上手くいきましたね?」
「ああ、第一段階はな。」
「じゃが、本部にはまだまだ十隊は残っとるぞ?」
「ええ、まだ分断が必要です。」
「ならどうするんじゃ?」
「そこで、老師にお願いがあります。」
「何じゃ?」
「レナと一緒に囮になって頂きたい。」
「えっ⁉️、レオ⁉️」
老師がレオの目をじっくりと見つめる。
「わしはお主に残りの命をあげた、じゃから従うわい。」
「すみません、老師。」
「レナもすまない。」
「いいよ。」
「けど、私は死なないよ、十希緒が悲しむからね。」
「ああ、頼む。」
「わしが死なせんよ。」
「お願いします、老師。」
さて、準備は整った。
全てを終わらせる、待っていろ、天王‼️
7月30、31日は連載休みになります。
次回は8月1日予定していますのでよろしくお願い致します。




