表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の能力を得たけど、毎日が面倒くさい‼️  作者: ユノ・クライス
運命が動き出す。(エピローグ)
1/61

蒼真日路(そうまひろ)の日常①

初めての作品ですが、楽しく書いていければと思います。

恋愛、戦いと色々な要素を詰め込んだ作品になりますがお付き合いください。


よろしくお願い致します。

この物語はある能力を得た為に色々と面倒な出来事に巻き込まれる1人の青年の話し。


この話の主人公 蒼真日路そうまひろ16歳 

男 都内に通う高校1年である。


今日から6月か、もう学校に行くのが面倒い、、

校門前の生徒会役員、先生方に挨拶をし、教室に向かう。

教室につき椅子に座ろうとした時、おはようと優しい声で挨拶してきたのが、このクラスの学級委員長の遠山美月とおやまみつきである。

「今日は早かったんだね蒼真くん?」

「あぁ、次遅刻したら面倒いしな。」

「そうだね、次遅刻したら流石に呼ばれるよ?

あの生徒会長に笑」

「それは本当に面倒臭いから勘弁だわ。」

「じゃあさ今後蒼真君が遅刻しないように迎えに行ってあげようか?」

「面倒くさいからいいわ、それに委員長は俺の家知らないでしょ?」

「知ってるよー」

「何で!?」

「今の時代いくらでも調べられるわよ笑」

「怖っ!?」

「絶対に遠慮しとく、それにラブコメみたいで何か嫌だ。」

「照れちゃって笑」

(面倒くさいなぁ、だからお節介女は嫌いだ)

「もう先生が来るから席に戻りな?」

「はいはーい、またねー」

そう言って委員長は自分の席に戻って行った。

委員長は入学当初から何かと世話を焼こうとしてくる。

そして授業は滞りなく進み、昼休みになり学食に行く途中で声をかけられる。

「待ちたまえ蒼真日路?」

この声を聞いた瞬間面倒臭さがMAXになった。

この声の主は入学早々に絡んできたこの学校の生徒会長 2年生 本城楓ほんじょうかえでである。

1年にして生徒会長になったこの学校の女帝であり、俺にとっては厄介な相手だ。

聞こえなかった事にしよう。

「まて、まて何処に行く?」

「これは、これは生徒会長様。

私めに何か御用ですか?」

「お腹が空いているのでパンを買いに行きたいのですが?」

「さて今日は遅刻もしないで偉いじゃないか?」

(この人話し聞いてないな、ヤバい女だ)

「君は入学してから2ヶ月で20回以上遅刻をする問題児だからね、心配しているんだよ」

あぁ面倒くさいなぁ

「それは、ご迷惑、ご心配をおかけしまして申し訳ありません」

「もう遅刻はしないようにしますのでそこをどいて頂けます?」

「嫌だと言ったら?」

なんなのこの女?

「貴重な昼休み時間なんで無理矢理でも通ります。」

「そうか、分かった。」

「君の言い分は分かった。では放課後話があるから生徒会室に来てくれ。」

「必ずだよ。」

「了解っす。」

絶対に行かん。

生徒会長が俺の隣を通り過ぎる瞬間、耳元で「その力何処で?」と囁いてきた。

振り向くと笑みを浮かべて去って行った。

あの女、何で知ってる?

と思ったが、お腹がなり昼休みも時間が迫ってきたのでとりあえず食堂へ向かう。

とんだ邪魔が入ったが無事にパンも買え食べれた。

「あっ⁈蒼真君‼️」

「何処に行ってたの?」

またお節介にも声をかけてきたのは学級委員長。

「何処って、食堂だよ。」

「それにしては遅かったよね?」

「あぁ生徒会長に捕まってたんだよ。」

「そうなんだねー、また怒られたの?」

「今日遅刻しなかったから逆に褒められたわ。」

「良かったね、この調子で遅刻、欠席ないようにね‼️」

「そうじゃないと毎日迎えに行くから。」

面倒くさ、、

「分かった、わかった。」

「ほら、授業始まるから席戻れ」

「はーい、じゃあまたね‼️」

この後も何事もなく授業が進み、放課後。

さて今日は道場に行く日だから帰ろ。

すっかりと生徒会長の約束を忘れていた。


続きですがなるべく早く掲載出来ればと思います。

よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ