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「良彦様ちょっと来てください」


「何だいったい」


 でっかい船が来た。参ったなドーバー海峡はでかい船には難所だぞ…。でも多分これ応援だよな。しかもだ、外輪船は最新式だぞ。うわ期待されてるな…。でもこれならもうちょっと要塞ぶっ壊せるんじゃないか?そろそろ船見回って壊しに行くか。早速東方に向かう。おおやっぱり船増えてる。こっちで作る設備あるのか。てっきり持ってくるものだと。こりゃ反攻作戦考えいていたな。早速邪魔してやる。


 そこら中の港の船ぶっ壊して、要塞を今度はがんがんにやってやった。本気城塞に穴空いたぞ。さてと反撃はまずないが、のんびり帰ろう。


 これ利用しないてはないな。アイルランドで味方にしてる部族の敵対部族、海に面してるところだけ攻撃してやろう。よし上手く行ったな。後は味方の部族に知らせておこう。悪くはなかったが効果的だったか?と言うと、イマイチ使い道が分からん。そういえば、あまり直進ルートで大西洋って横断したことが無い。帆船は怖いので島伝いにして、蒸気船でいろいろ大量輸送しよう。うん交易に使うのが当面良いな。


 なるほど、軍船として浮かさないで、交易に使えばかなり効果的に使える。それに自分たちの仕事としてこれは軍事費の節約にもなる。なるほど、徳丸様もこれ持て余してるな。おそらくだが資源と技術による機械作りが始まれば貿易ができる。こりゃそのうち徳丸様に多少は技術提供してもらわないと不味いな。行き詰ってしまうな。


 いやインド洋ルートじゃなくて、アメリカを挟んで大西洋ルートで中国のモノもってきて頂くのも良いな。両方あればもっと上手く行くはずだ。何かもう1クッション出来ないあな。3角貿易って奴が儲かるらしいから。奴隷にしない奴隷貿易するか。確か徳丸様が金銀は後から武力で奪えば良いからどんどん出してしまえと言ってたな。


 なるほど古今東西金銀が消えてしまうって無い。そりゃそうだだから金銀って価値があるんだ。アフリカで武器を売って部族間の争いに介入して奴隷をもらってそれを奴隷にせずに働いてもらおう。故郷を離れてが酷いが、どーせ殺されるかもしれないんだ。ほぼ奴隷貿易、だが永遠にほぼだ。後はそれとアメリカの武器金銀食料と交換して、ローマで金銀でいろいろ買うか。後は繰り返しに、アフリカ組からローマのもの売って東の産物買うか。


 奴隷にしないため、最初は労働者で物資と金を貯めて、いずれ農地を持たせよう。


 軍資金に余裕ができるな。後は人と土地だ。そろそろ本腰入れて元ローマの連中の北部連合への反乱煽っていくか。あいつら結局居ついてしまったな。そりゃトップは帰ったよ。ただな、まあ支店と言うか分家と言うかやってくれたわ。徳丸さまが強い権力による統制の前に封建制なら簡単だと言ってたので、やってみるか。土地の支配はしなくていい。盟主になって、あいつらの中から領主を選べばいい。


 ただ余程悪徳じゃないとたたき出しちゃだめだな。北部ともめる。大義名分はできた。約束が違うだ。確か居残るのなんて納得してなかったはずだ。しかも悪質な統治してるなら問題だ。これじゃ北部とローマが居なくなったのに南部が争うことになってしまう。旨い事いくつか直轄地作れないかな…。つかー北部農業改革もしてるのに…、全く敬意を感じないな。


 北部連中の悪質なやつをつぶして、領主を立てて、その領主に農業改革で協力しよう。後はどうやって直轄地を手に入れるか?だな。これは現地人領主が失敗するのまとう。絶対誰か失敗するだろう。その土地武力制圧して取り上げよう。



「徳丸様そろそろですね」


「高句麗戦か、これは一筋縄じゃいかない。兵は出さなくていいから。賦役みたいに人連れてきたいな。よしこの機会だ。現物支給と貨幣渡して連れて行こう」


 まず半島南部に頼む。こっちは中国の金が使えるのでそのまま支給。つかー君ら中国居なくなったのに良いの?いずれ手を打たないと駄目だな。船で上陸した方に、防御陣地を作るため九州勢に行ってもらう。これは広げる必要ないや。敵を2分するのが目的なので、大量に来られても困る。だが無視して良いやと思われても困る。そこで無視できない強固な防御陣地。


 いきなりは無理なので、簡易的に作った後じわじわ強固なの作っていく。当然そんな技術まだない。だからちらほら昔からうちの量で働いてもらってる人呼んである。同様に、ぐっと領内に入り込んだところで敵を叩き潰して、そこに防御陣地を半島側にも築く。今回は騎馬が苦手とする。防御陣地からの火器攻撃に徹する。


 まじ堅実にやる。後相手の重装歩兵は鉄砲たたみかけて防いだら、狙撃班の大量投入とワンショットキル狙撃の混合で行く。貫通力が、あの程度の鎧ではまず防ぎきれない。後足が止まったら対人手りゅう弾と大砲をぶち込んでやる。絶対に向かってくる自信がある。多分弩だと勘違いする。通用するのが分かったら。もう後は突き進む。


 いちいち拠点なんて作って進めん。おそらく負けても繰り返し来る。絶対の自信持ってるからな。確信があるのは、こっちの数が中国ほどじゃないからだ。船の方だけ拠点を複数創ってかく乱するか。相手の抵抗が強くなったら半島側は防御陣地に引けばいい。海側は徹底的に嫌がらせ戦略で行こう。


 大きな問題は、土地があまりほしくないところなんだよな…。重要拠点を絞るか。うーん、昔は山に住んでたらしいが、この山超えるの楽じゃないよな…。これ来るか?後に無駄にならんか、朝鮮支配の時の軍港があったらしいから。これどっちも山越えになる。日本海側の拠点から山越えするしかない。陸路で行くには公孫氏を通るしかない。もちろん陸路の山越えならいけるが、それなら海から拠点作ってじっくり行った方が良い。


 これは兵站に問題が出る。しばらくするとあちらから連絡が来る。道を聞いたら。海進むのが良いと言われたので、船を持ってきてくれと。くびれてる部分の平野に湾があるところだ。ついでなので待ってる間、ここの部族制圧しておくだって。問題が分かったから韓人たちは連れてこなかったようだ。


 全面的に練り直しだ。海岸の拠点を作ってひたすら待つ。これはもう挑発するしかない。そうだ村の人間をいかせればいいんだ。食料でも与えればいいだろう。後は見張りを作って素早く連絡して海でかけつけよう。挑発に乗らなかったら。もう分からん…。挑発に乗らなかったら。最低限の部隊を置いて、抵抗後船で逃げよう。


 これに失敗したら、アムール川ぞいを船陸路両方使ってハバロフスクを拠点にして扶余から攻めよう。船で行ける所まで行ってひたすら情報を集める。実はハバロフスク、ビビって遠くに置いた。だが良かった。近かったら攻撃されるからな。やっぱあそこだわ。満州族の船が得意な先祖がいるけど、まあ雑魚だろ。まだ騎馬民族じゃないんだな。


 自動拳銃とリボルバーが出来た。リボルバー頼んでないよ?アイデアだけは言っておいたんだよな。ただ自動拳銃が出来たら用無しかと言わなかった。でもこれすぐ出来たらしいのと、まだ自動拳銃は不安があるそうだ。じゃリボルバーだけいろいろ送るか。自動拳銃は動作テストだな。こんな複雑なものよくできたな。一応アイデアは言ってたけど、こんな早く実現できると思わなかった。


 これ、銃が進むんだよな。いったん違う方向に行ってみよう。多分自動拳銃から機関銃できる。だが敢えて完成するまでの間別機構の使おう。機関銃ってとにかく壊れやすいんだよな…。そこでガトリング砲を依頼する。これすげー説明しやすいので、加工技術さえあればすぐ出来る。


 廃れてしまうのに何故?これ車につけるとか、いろいろ工夫できるんだよな。銃身が熱くならないのがキー。何より、ジェット機に標準装備されてる。後で使えるんだよな。


 釣れたらしい。絶望的になってたらいきなりだな…。たださ、一大決戦するような数じゃない。こっちはちょっと余剰人員。何せハバロフスクは船で良い意味でアウトレンジな調査なので、あっちも釣りだがな。2つの意味がある。川沿いに軍事の防御施設があるか?と、もう一つは挑発行為だ。扶余の国境に入ってもすぐくるわけじゃないだろう。どのあたりで相手が動くか見てる。場合によってその近くに拠点を作っても良いから。


 さっさと終わったか…。参ったな。戻すべきだ。だって半島南部が代わりに手薄だからな。、まあ楽浪は心配してない。むしろ楽浪が暴発しないか?が心配。だから過剰戦力ならあほらしい。こっちの目的ばれてるかな…。山中行軍なんてめんどくせーから釣られるの待ってるだけなんだよ。ようは、こりゃ行くの無理だ不利。じゃこさせるか?というわけだ。


 まあ当然食料がいるよな。でも少数じゃな。高句麗の強さってのが分からなかった。滅茶苦茶迷う。釣れてしまったから。また来るかも。これは私が判断しないと不味い。全体からちょっと兵糧キツイとか判断できるからね。まあ余裕だが、つねに食べものは余裕を持っておきたい。軍事意義に使いたいから。今回の規模を考えて、対処できる人数に余裕を持たせて撤退しよう。後船があると便利なので、漁港として使いつつ、漁船兼軍艦おいておくか。


 この当時ってそこまで専門的な船が敵にないので、やや漁船よりだったとしてもまるで問題が無い。3分の1だけ半島南部に戻して、後は農民兵は解散。残りは中国地方につぎ込んで早めよう。朝鮮が片付くまでと思ってたが、扶余高句麗に関わってちょっと長引いた。少数なら相手の強さも良く分かった。ただなお得意の重曹騎兵来てない。


 そりゃそうだろ。移動距離だろうな…。あれは大軍で来る時の部隊なんだろうな。おそらく史実でこの方向って一度もなかったはず。想定外も良いところだろうな。守る気あるか?ないか?正直分からん。


 南北アメリカがそろそろ原住民の対応を本格的にやり始めたようだ。とにかくできる限り譲歩してくれとは言ってある。農耕民が居ればどんどん取り入れるようにと。前に天然痘のワクチンが完成したので海外に行くものは打つようにした。後はアメリカで生産した方が良いな。ユーラシアは多少なりとも、免疫がある人がいるけど、南北アメリカは皆無だからな。


 がっつり国内に入る人には検疫を設けてる。そのため安心はしてる。これに出てく人に打てば問題ないだろう。国内は流行がはじまったら考えるか。


 南北アメリカの原住民の最大の問題はこれだからな…。まだまだ余裕があるので、できる限り原住民を圧迫しないようにとは思ってる。最終的には狩猟に拘る原住民は自治区的な扱いにするしかないだろう。多分現地の皆は不満かもしれないな。でも狩猟民の扱いって難しいんだよな。ただアメリカってそうじゃないと生きられないって土地じゃないんだ。


 イヌイットはどうにもならんよ。あの人たち食生活に合わせて肉体まで改造してるからな。でもな、アメリカって別に大半が田畑に向かず、狩猟や遊牧しか生きられないって土地じゃないんだよな。なんとか農業に誘いたいな。


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