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「良いの考えた。台風が多い時期っていつだろう?って調べてほしい。暦がまあぐちゃぐちゃだけど、大体は参考になるでしょ。1年ぐらいで結論出さないでね。何年も調査して」


「分かりました」


「注意点、ついでに平均の考えを教える。数年の調査を足して、年数で割る。これで1年平均の数の多い時期分るから。数学の有用性も絡むしこれ良いね。ただ結果はずいぶん先なのと雑だ。それと言うのも琉球と近畿じゃ違うんだ。この理由は話してしまう。台風が発生する数とある地域に届く数は全く違うから。ただそんな単純じゃない。何故か僕は分からないけど琉球って良く通る」


「徳丸様思ったのですが、本当は答えが分かってるものを私たちがやってることになりませんか?」


「いやそこまで知らん。ただ実はある程度は知ってる。正確じゃないけどね。例えばだ、8~9月が多いこんな感じでね。ただ結論としてこれでも良いよ。どっちが多いか?なんて言えないよってなったらこんな感じでも良い。で確かにその面はあるね。でも僕もなんでも知ってるわけじゃない。だから手が借りたい。そのための根本の考え方を教えてるんだよ。これもその一環。僕に似た考え方をしてくれってのがある」

「後さ下の世代でも自分より十分理解してると思う人が居たら第一世代に連れてきて第2世代を教える先生役に回して、順序を踏んで下から上げる必要ないから。何故か?と言うと君らってある程度年齢いってるでしょ?別の考え方ももっていはずなんだよ。0から叩き込むほうがいいケースが多いからね。ただ必ずしも若年層から教えていくってわけじゃないからこんな綺麗にはならないけど」


 9歳になった。僕は信善って言うんだけど、見事に誰も言わない。まあそろそろ元服の年だが、その制度まだない。以前も触れたがこれは、真名というものらしい。徳丸ってのは幼名じゃなくて、愛称に近いんだろうな。この制度が幼名になったんだろうな。それと言うのもかなり前の時代からずっとすぐ幼児は死ぬので、元服時に本来の名前を付けるって制度になったのかと。だから昔から幼名的なのかもしれない。


 まずアメリカ南下して拠点を作りつつあるらしい。原住民とは接触したらしい、もう出会ってるかもしれないが、頻繁に戻ってこれないので。ただジャガイモさつまいもなどはすぐ持ち帰ってくれと言ったので、トウモロコシだけ友好的な部族だったので交換できた。ただ言語が苦しいらしい。


 フィリピンはすぐだった。もうインドネシアとかも行ってるようだ。フィリピンはやっぱり間にある小さな島のおかげで進みやすかったらしい。後はついでの探索なので、寒冷化対策にはフィリピンだけで良い。すぐに栽培を行ったが、これはどう扱うべきかな?小麦よりは温暖な地域が良い。問題はそれなら米になる。


 水田に向かない地域が良いのかも?ただ雨はそれなりに必要。そういった地域で輪作の夏に使うか。収量が多い。すぐにフィリピン沖縄台湾にも運んだ。水田に向かないところは大体合うだろ。


 厄介なのはベトナムルートだな。この時代確か中国だな。楽浪郡みたいに駄目かな?東夷の専門部署だったので楽浪郡は簡単だった。なんで倭がこっちくるんだよ?と言われると困るんだよな。これが3国時代なら成り立つんだ。実際日本呉と魏別々の勢力が関わってたからな。後ちょっとでほんと時代変わるのにな。


 ベトナムの前に台湾からその沿岸、海南島に至るあたる港が多い。倭からの交易なんて受け付けてくれるかな…。どーせ中国支配ならもう面倒なので中国から手を付けた方が良い。沖縄から来たとごまかすか。実際あっちも拠点があるし。楽浪郡で鍛えたメンバーがいるんで漢語話せばばれない。


 交易が成立するならやってくれればいいが、漢人の振りをするってのなら、とりあえずインドまで調査に行ってほしい。それと言うのも仏教を言い訳にすれば多分行けるし、実際インドやタイで小乗の坊さん連れてきてほしい。


 時計台が出来た。実はぜんまいつくるよりは楽。動力がただの重りなので。そもそも日時計水時計でも、太古から時計っていろいろ作られてる。農業に多分使うんだろうから。だから実験として無駄にならない。そのまま農業用に運用させてもらう。いずれは鐘とかならして皆に知らせた方が良いな。さあここからが大変だ。ゼンマイがな…。


 図解で説明したらすぐできた。ばねって10世紀以降作られるけど、必要が無くて作られなかっただけ見たい。この手の力って基本木とかそういうので作ってたので、たしか板バネは石弓に金属のモノもあたような。まあ分からない。とにかく作られなかっただけで、製造が難しいわけじゃない。


 普通に板巻いて作ってしまった…。でも一工夫合ったこれはしらなかったやいて固定したみたい。こういうの金属の特性知ってないと分からないわ。特殊なのってこれぐらい。当然使い方誰も分からない。動力として軸を入れて、風車みたいの回したら皆理解した。時計に使うのはすぐわかったみたい。鳩時計って言われるサイズの振り子時計ならすぐできた。


 ただ時間の正確さがぼろぼろなのと、後は小型化だな…。いやでかくても鳩時計ぐらいなら良いんだけどね。正確さを進めてもらって、同時に小型化もって感じで話してる。携帯するわけじゃなくて、船に乗せるのでそこまで小型じゃなくていい。ついでに金属板ばねでクロスボウも作ってみた。これも悪くないな。ただ確かにコスパがな…。


 炭酸カリウム(草木灰)と酢酸で中和実験。混ぜてみる。


「これを中和反応と言う、酸ともう一つがなんていうのかな…。どっちも強いものだと人に害になる。酸はやけどみたいになる。これ混ぜると水に近くなる。ただ純粋には水じゃない。いろいろまざってるからね。だからなんだと言う話だけど、毒性が弱くなるのは確か、んでそのため酸、水、灰とでもいうか、これらの強さを測るものがあればいい。さんがつよい、水に近くなる。水からさらに灰が強くなるって感じだ。ああ石灰が灰成分だね」


「毒を飲んでしまったら逆側を飲んで無毒化?」


「いやそんな便利じゃない。その他の成分が入って、そっちが毒性ある場合あるからね。後時間がたつと体に吸収されるから、おなかで中和なんてことないし、そもそも吐しゃ物でわかるでしょ?あれ酸だからあっちと反応してしまうからあんまり意味が無い」


「酸がきつくて飲めない水を飲む?」


「まあさっきも言ったけどその他の成分が毒性がある場合があるので、そんな水飲まない方が良いよ…。科学ってすぐ役に立つってものじゃないからね。とりあえず、この酸の度合いを測定する何か?を温度計みたいに作れないかな?が先だね」


 とても意外な発見2つ。インドネシアルートでさとうきび発見。これってインドから中国に伝わったと思ってた。東南アジアからインドに行ったんだな。後アメリカに綿花あったよーー。残りはジャガイモだけど、これって南米の山なんだよな。あれって寒いところで平気なくせに赤道近くが原産なんだ。山の上だからなんだよな。


 ジャガイモみつけるの大変だろうな。インカ帝国って山の上だもんな。ジャガイモについては伝えてあるからそのうち見つけてくれるはず。これこそが寒冷化の目玉だし。さとうきびは早速台湾と沖縄で栽培を頼んだ。後は太平洋側の伊豆と小笠原あるよな。紀伊伊勢方面の近畿勢に頼んでみようかな。あっちでもサトウキビ育ててほしい。


 大王家がもっと大規模な政権作ったら多分献上できる。これなら離島で育てるのもやってくれそうだ。交易をしっかりして、島流しみたいな生活を避けないと…。綿を栽培して、いよいよ帆作るぞ。ただ樹脂で強化ってなんだろうな。まつやに?とか?


 濁り酒に灰を入れていた。


「何をしてるのですか?」



「うん、ええーとね、前話した酸と灰について。これがそれなんだけど、水に近くなってる。でねこれをやると酒を熟成させるとき濁りにくくなる。ただ何故か?僕は知ってるが、これはまた別の事なんだよ。水に近くすることで意味があるってことを話してる。一応うっすらと感じる酸味をとるって意味もある。ただね、これ別の方法でも問題ない。まあ何かを成し遂げるのに複数の方法があった方が良い」



「何故ですか?」


「例えばだよ。圧倒的にどっちかが良い方法なら別の方法は廃れる。でも手間がかかるが良い結果と簡単だがイマイチな結果。これどっち取るか?って選びにくい。ただ僕は知ってるから良いけど、これ酸と灰を検査する方法が無いから水なのか?どっちなのこれ?って分からないけどね。何の役に立つの?でまあこんな風に役に立つこともある」

「ただね話したいのはお酒を濁らせない方法じゃない。役に立つ事例だけど、それだけじゃ意味が無い。これって何なの?って事と、他にもこういう反応がある。それを集めていく。そしてそれらから共通点を探して、酸灰の反応の法則を見つけていく。これこそが科学だ」


 折角清酒が出来たのでどうしようかと。


「父上綺麗なお酒ができました」


 そういって灰持酒を見せた。


「おお綺麗なものだな。どれどれ、本当に酒じゃな」


「ええ見た目も味も良いので献上品に出来ないか?と思いまして」


「多分いけると思うぞ」


 近畿の方に運んでもらって早速大王家に献上した。喜んでもらえたようだ。うちの事大事にしてくれてるよな?後、やっと宗像の氏がもらえた。宗像氏の土地だったから宗像なのか?それとも宗像に住んでたから宗像なのか?こういう由来なら後者なんだろうな。


 この方法古い方法で、最新のは火を入れる。ただこれ温度が難しくて、最新の技ならそれなりの設備が無いと無理だと思う。職人技でなんとかしてしまうのかな。不味くなってしまう可能性が有る。火持酒と言うらしい。現代はこっちが多い。後PH調整じゃなくて、濁り沈殿ならタンニンでも似た意味がある。現代なら他の機能も混ぜた特殊材を使う。後、炭も余分なものの除去に使えるけど。これも古い味がちょっと悪くなるので今はフィルター。


「前回酸の話ばかりしたけど、あれって沈殿もあるね。小さな粒子が大きな塊になる事で重くなって水に沈む。後はそれをこせばいい。それを利用してるんだ。まあこれだけじゃ科学っぽくない。科学ってのは目に見えない小さなものを見るって話が多い。これものすごく重要だから。目に見えないものを扱うってのは、神と繋がる部分が多い」


「神も見えないからですか?」


「そそ、神は見えない。姿も見せない。でもいるってのは人が熱心に話すしかない。だがこれは違う、実はちゃんとあるが小さいだけって話なんだ。ここで最初に戻る。確認できるこれが科学の肝だと話した。まさにこれ。神は確認できない。そしてこれらを発展させると、今まで神のせいとしていた物事の多くが目に見えない小さなもののせいがかなり占めてるのではないか?と疑いが出てくる」

「神を信じるなとかは言わないが、なんでもかんでも神様のせいなんて発想からは皆解放されてほしい」


 劣性遺伝のいろいろが分かった。僕は知ってるんだけどね…。それはどうでも良いんだ。2つの目的がある。1つは僕も分からない事があるから。それを調べる集団を作りたい。もう1つは、僕が居なくても僕の考え方を継承する集団を作りたい。だから自分たちで発見しなくちゃダメなんだ。


「ちょっと話すよ。前も話したと思うけど、ここにさいころってものがある」


 僕はサイコロを振って見せた。


「これ何度も降ってると、1~6まで大体均等にで目が出る。こういう数学を確率って言うんだ。で、6回に1回出る。それを確率6分の1と言う。でね、その遺伝の調査見てて分かると思うけど、何故優性劣性って言うのか?というと、大体4分の3で片親の性質を受け継ぐのが優性、逆に4分の1で受け継ぐのが劣性。劣ってるとか、優れてるって意味じゃない。優勢、劣勢って言う勢いが良いみたいに使う言葉になる」


「ああ確かにそうなってますね」


「でしょ調査しただけじゃなくて、それを数字でいろいろと調べるんだ。前も話したけど、これも数学と科学の関係で重要なものの1つ。ただ確率はちょっと難しいので、学問としては中々進まないとは思う。今回の調査農作物とかで役に立つんじゃないかなとは思ってる」

「しかし、良く上手くやったね。ごめん詳しく言わなかった。あらかじめ分かりやすい違いがある両親の性質を持ってる作物を選ばないと多分分かりにくい。後同じ個所じゃないと意味が無いし。茎なら茎、葉なら葉とかね。恐ろしく雑な説明で良くここまでやってくれたよ。いつもこの水準を期待はしてないから。したら僕はとんでもなく嫌な奴だよ。今初めて失敗に気が付いたよ」


 やったーー、ジャガイモが見つかった。あっちに何人いるんだろう…。この間来たばかりじゃないか、往復だとあり得ない速さ。同時進行でやってる。多分言葉は覚えるの大変だろうから。絵を描いたんだけど、うーん無茶苦茶上手くは無いよな。ただ本当に余裕が出来たら芸事もやっていこう。ただそれとは別にスケッチって部署作った方が良いな。特に生物学ってスケッチの旨さが過去重要じゃなかったか?写真が無いからな。


 早速栽培してみよう。上手くいったら父上に話さないと。大々的に増やしたい。寒冷化乗り切るぞ。


「今日は職人と科学者の違いを話そうと思う。鋼には炭が入ってて、この炭の割合で鉄の性質が変わる。あまりに炭が多いと鋼にならないが逆に少ないとただの鉄になってしまう。この炭の含有量を調査するってのが多分職人じゃやらないと思う。もちろん職人はこういうことを調べないってわけじゃない。どうしても必要なら調べる」

「例えば青銅なんて鈴と鉛の合金だけど、その割合は大体調査されてる。じゃ何故鋼は調べられないのか?なら工程でなんとなく出来てしまってるからなんだ。たたら製鉄の場合、最初に木炭と砂鉄を突っ込む段階で多分炭が鉄にくっつくんだと思う。ここままじゃ鋼には多すぎるから、叩いて炭を追い出す作業が必要になる」

「炭をどれだけ追い出せば鋼になるのか?なんて調査されたことが無い。これを調べるのが職人と科学者の差になる」


「でもどうやって調べるのですか?」


「今の技術だと僕も分からない。じゃ何故知ってるんだ?まあ恵みの書だね。恵みの書について話すけど、これねちゃんと書いてあること疑ってたまに本当なの?って調べてほしいんだよ。僕が付け足したこともあるけど、これからは君たちも追加していってほしい。中身を神聖視しちゃだめだよ。ただいつもかっつも疑っていたらうっとしいから。たまにね」

「後確認したものはそのためにやったことの結果を追記するなりしてほしい。直接本に書くと余白が無いなら別書で確認本みたいの作ってもいい。後さ炭を加えるととあるけど、これ温度を上げるために主に使うんだよ。炭が鉄にくっつたか?なんて知ってる職人いるのかな…」

「陶器のやき方で窯焼き以外にも直に低温焼きってあるんだよ。それ炭が陶器に混じってると思う?混じってないよ。その場合炭は温度を上げるために使うんだよ。鉄の場合炭を合成させるためって思ってる人いるのか?僕は疑問だよ。もし職人知らないなら、まさにそこが科学者と職人の違いなんだよ。どうしても必要じゃないとこういうの知ってる職人っていないんだよ」


「陶器と炭はすぐ答えられるよ。窯焼きの場合炭と陶器は別だから。炭が陶器と交わってるわけじゃない」


「でも低温焼きと窯焼きってずいぶん違いますよ?」


「おお低温焼き知ってるのか。ずいぶん前に廃れた容器なんだけどな。そのとおりで厚みが厚いよね。堅く焼けないから。ただ僕これ炭が関係してるわけじゃないって知ってるからね。後さなんでこの中で多分一番年下の僕が古い容器について知ってるんだ?って突っ込まないでね、恵みの書だから…」


「後ね、僕が技術先行が嫌なのは、できてるからって考えを深めない点なんだよ。まあどうしても急いで今すぐなんとかしないとってものが多いから技術先行で進めてるのも多いよ。僕が技術を絡めてるのは科学と技術は密接な関係があるからなんだよ。今は回り道してる。それは間違いない。でもやがて科学の知識がたまってくると、それらなしに新技術の発展が考えられないって時代が来る」

「そこまで待つのはつらいだろうし、他の人たちが君ら何してるんだ?って不満が絶対たまる。だから成果を見せるため技術と絡めて話すようにしてる」


 ジャガイモが増えてきたが。全然足りない。何より北海道にアメリカ組が送ってほしい。頼んでおいたので、僕は増えたものを近畿に運んだ。これもアメリカ組が帰りにと思ったが僕へ送るのに優先してくれたようだ。さすがに沖縄台湾は良いか?さつまいもが来たらあっち送るか。


 がーっとばらまくほど増えたら父上に話すか。これ寒冷化の決め手だからな。しばらく時間がかかる。もっと大きな船ならな…。いや外洋行く予定無いからジャンク船程度にしてる。ある程度大きな河に張り込めた方が良いんだよな。時計の精度が中々。旋盤なしにどうやって精度上げるんだろ?外洋には怖くてみなを送れない。時計の精度を上げる方法が良く分からない。職人技なのかな…。


 ただざっとはできたので、荒い時計を使ったを使った航海の実験的なものをしてもらってる。でも時計のズレかなりやばいんだよな。経度がずれる。出発の時の時差だったよな。これ荒くてもどういうものか?調べておかないと不味いな。荒いうちにやっておくべきか。


 北海道の馬産成り立ってるが、普段の食事がかなりきつい。米がな。米って効率が良い。牧畜と輪作を上手く組み合わせてこの時代にしてはとても良い暮らししてるが、それでも米とは比較にならない。というか水稲、陸稲だと米って効率よくない。正直アメリカでも陸稲で米食べてるけど、農業的にはイマイチ。単に米食いたいって事なんだろうな。


 ただいずれ水稲が品種改良が盛んになると陸稲の旨さの差が顕著になるから。いつかは田をつくらないと駄目だろうな。アーカーンソー雨がちょっと日本より少ないんだよな。川からある程度引くぐらいならできるが。大規模なのは絶対無理。人が居なさすぎる。


 後東北での寒冷対策の米上手く行ったようだ。いろいろ渡すから代わりに一部田を貸してもらってやってもらってる。これ上手く行ったら、相手に渡す事になってる。元々こっちにもあるんだ。ただ寒冷強化の効果が分からないだけで。ただ問題がある。冷害の年じゃなかった。効果がいまいちわかってない。


 ただ言えるのは寒い地域でも上手く行っただけ。元々東北早い時期から稲作してるが一時的に青森辺りは撤退したらしい。今はどこまで回復したか?は聞いてないけど温暖化の時期だったのである程度回復してたはずだ。ただこれからまた寒冷化なるから。さすがに東北全部はもう無理だろうな。要するに東北ってある程度は寒さに強い品種だと見てるんだ。他の稲が冷害ではないので、うちの品種が特別良かった?が分からない。


 伊豆諸島ってそんなに難しい航海じゃないと思う。近畿から海岸沿いに拠点を作って伊豆諸島に行ってもらうことにした。これも寒冷化対策になればいい。トウモロコシを渡しておいた。それとさつまいもが見つかった。これも渡して、かつ沖縄台湾に届けた。もちろんこっちでも栽培だ。さつまいもとジャガイモの良いところは回転が速い。増やせるという事だ。


 ただうちの勢力のあっちこっちに配る程はまだどっちもないってだけで。とうもろこしは回転が悪い。小笠原を見つけるのはちと無理じゃないかな?と思う。これほぼ外洋航海だと思う。伊豆諸島から離れすぎてる。


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