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85 位置

異世界の街

転位した街の人々に用意された避難生活区画

並び立つ小屋の中の四人が利用する一軒

「何故俺達は此処の地域に転位したんだ。

然も、史上最悪との愚行で以って見放された大陸に近い大陸。

何故だ、何故俺は……」

転位に巻き込まれた一人の男は嘆いていた

「同じ国だったのに別大陸へ転位した人達が居ますからね。

伝え聞く環境は羨ましくは有ります」

「脅威も大きいらしいが魔法、魔力と云う余りある利益を受領出来るのだからな」

「此処でも魔法道具とか多少は使えますけど二つと大陸を渡り進めば比べられない差が在るそうですね」

「何故移動出来ないんだ!!」

「海や空の魔物の脅威が大きく遠距離の船が希少な事と先の歴史的大事件の反省から魔力の低い土地から高い場所への移動が著しく制限されている所為ですかね。

魔力在る大陸の素材や技術が在れば横断可能な船は簡単に造れる筈なので船は態と少なくしているのでしょう」

「飛行機等の他の手段が無い理由も過去の出来事が関連しているのだろうな」

「俺達は異世界から来たし関係無いのは解るだろうに……」

「魔力の無い者達が短期間で過大な力を得た事も事件の原因の一つと考えられている」

「証言や書籍等の解析で地球の情勢やら歴史を見たなら妥当な判断だ」

「異世界の者達に自分達の世界を壊されたくないなら優遇はしないか」

「寧ろ排除する動きが起こっても不思議は無い」

「魔力が在る土地では起きてるかも知れないな」

「土地を治める国家の領土に転位したなら間違いなく強力な魔法を悪用されない様な措置は取られるだろう」

「此処は魔力は少ないが優しい場所で助かったな」

「助かったのは交流の席や質疑の場で元居た国は平和だったとか話した後に書籍等の情報で欺瞞に満ちた言動だと判明した奴等だな。

場所が場所なら軟禁か収容か連行後抹消も在った筈だ」

「俺達や他の連中が同調して大勢が平和だったとか民主主義の重要性やらを説いてたら転位した街での軟禁生活は有り得たかもな。

実際問題を起こした奴等は街に戻されてるし」

「いや、場所が場所なら会話の機会無く転位した街自体を転位直後に問答無用で破壊して更地にされた可能性も在る」

「此処より魔力が在り協力的な土地だって在るだろう」

「まぁ、異世界に来た初日で終了とかしないだけ良かったと思うべきだ。

移動は横断船の当選か転位魔法の完成での優遇措置を気長に待とうぜ」

「魔力在る土地に転位した者達との差は開く一方だ……

だが一番安全で確実な移動方法か……」

男は魔法を強く望むも無謀な旅程は組まなかった

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