表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/121

75 秩序閲覧

転位した街の一つ

住宅地

集合住宅一室

「処分が下った様だな」

端末を操作する一人が言った

「まぁ、秩序の維持に邪魔な自由を騙る活動の制限は妥当でしょう。

外国人だからと法律が適用されない、処罰が軽く成る方が異常です」

「自由を自称する元の世界の国々にも存在した法律だからな。

過剰や横暴な反応でもない」

「奴隷制度等存在しませんし理不尽な理由で他種族を差別し従属させようと試みる為政者が出た暁には徹底的に断罪されますしね。

此処の領民は無差別抽選で地方議会に一期強制参加らしいですよ。

因みに会議中予算に関係ない批判主張を頻繫に繰り返した場合国家運営阻害行為として処罰を受けるそうです。

議論妨害の暴力や怒号、採決遅延行為も当然処罰対象らしいですよ」

「……良い制度だ」

「いや、母国にも在った筈です。

形骸化してしまったのでしょうけれど」

「我々と反対に向こうに転位した異世界の人々が居るなら何と評価するだろうな?」

「失望と落胆でしょう」

「其れは国家運営に対してか、国民の姿勢に対してか何方だ?」

「いえ、先ず魔力が無い世界な訳ですから其れに気付いた時点ででしょう」

以降昼食迄情報収集は続いた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ