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67 転位予想談議

異世界の街

転移者達が案内された宿屋

「現状地球に戻る事は不可能と云う事か?」

「地球の位置情報を組み込んだ転位術式。

発動させる魔力。

二つが揃ってるなら今にも戻れる」

「此処に在ると思うか?」

「転位術式が発動した場所には居たからな。

誰かが何か隠してる可能性は否定出来ない」

「まぁ、此処に隠れて地球と往復してる人間は居なそうだけどな」

「油断させる小芝居をしてるかも知れないですよ?」

「教会の荷物身体調査を受けて尚隠し通せるとは思えん」

「ですね。

尚隠せる特質も在るらしいですけど。

複数の上位能力なら小芝居も仕方ないでしょう」

「異世界の組織も同じ転位した人間も信用出来ると判断するには日も浅いからな」

「いや、誰も転位する力なんて隠し持っていないさ。

持ってる奴が居るならそいつは複数の襲撃を受けた街の人間を見捨てていた訳だろ?

平然と仲間の様に振る舞う事は赦さねぇよ」

「転位出来るのは一人だけなのかも知れない。

或いは契約、呪いにより話せない様に成っている可能性も有る。

赦さないのは自由だが敵対するのは入手の経緯や事情を知った後でだ」

「隠してた人間が素直に話しますかね。

逃げると思いますけど」

名乗り出る者は居らず翌日に失踪者が出る事も無かった

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