土産
今日のおやつはヨーグルトゼリー。
外おやつは、冷茶とクッキー。
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ヨーグルトゼリー 300☆
冷茶、ゼリーセット 500☆
持ち帰りヨーグルトゼリー3個 1000☆
(30分以内に冬箱に入れてください)
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おすすめの紙を貼りおわるまで皆さん待っていてくれた。
「おまたせしました!」
「ゼリーセットください」
「はい」
「この持ち帰りって、器はどうするんですか?」
「器ごとお持ち帰りください。お返しいただかなくても大丈夫ですが、器3つお返しいただくと、パウンドケーキを1切れ進呈いたします」
「今から持ち帰りを予約したい」
「200個作ったので、お帰りの際で大丈夫ですよ」
15人分セットをだしたが、急いで食べて帰ろうとする人がかなりいた。
全員が持ち帰りも注文し、1500☆のお支払だった。
明らかに2周目の客が来た。
冬箱に入れないと溶けてしまいますよ?と言うと、冬箱は馬車に常に積んでいるという回答だった。
あらら。
買い占めでなければ対応するので、欲しい数を注文してくださいと言うと、ほとんどの人が家族の人数分は欲しいということだった。
何人を想定すれば良いのだろう?
希望は5~10個くらいのようだった。
ただ、3個のままで大丈夫という人もいて、持ち帰り用紙袋が要らなければ、1個300☆で好きな数注文してください。となった。
それでも持ち帰り用紙袋が必要だという客は多かった。
馬車に冬箱かぁ。良いなぁ。
そのうち、乗り合い馬車に冬箱しょってくる人がいたら笑うな。
当然18:00迄は持たず、17:00前に売り切れた。
18:00にリラが来たので、器を400個洗って貰い、その間に色々片付けをした。
リラは、このまま作るのを見学したいというので、どうせならと助手をしてもらうことにした。
手伝う気で既に夕飯を食べてから来たらしい。
缶詰の洋梨をカットしたものを2つずつ洗った器に入れてもらう。
1時間以上前に作っておいた、生クリームと牛乳と砂糖と卵黄の混合液を注ぎ、釜で蒸し焼きにする。
緩めのプリンのように焼いて、冷やす。
食べるときに、グラニュー糖をふりかけバーナーで焼いてキャラメリーゼする。
クレームブリュレのできあがり。
50個作って、あら熱をとってから冷蔵庫にいれた。
キャラメリーゼができないのでクレームブリュレの持ち帰りは無し。
持ち帰り用に、ヨーグルトゼリーを150個作る。
「リラちゃん、今作ったお菓子はまだ冷えないから無理だけど、今日の店売りだったヨーグルトゼリーをどうぞ」
「ありがとうございます!!」
「明日も器洗いに来てくれるなら今日作ったクレームブリュレ食べられるわよ」
「絶対来ます!」
「無理しない範囲で来てね」
「はい!」




