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アルストロメリアのお菓子屋さん (本文完結済) ~ お菓子を作って、お菓子作りを教えて、楽しい異世界生活 ~  作者: 葉山麻代
6章

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炎赤

新年おめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

「ソウ、マーレイさんの名前、どうしたら良いかしら?」

「ファイアーレッドって種類がある植物はある?」

「んー、知っているものにはないかな? どうして?」

「断絶した子爵家の庶子なんだよ。これ、走り書きだけど」

「それは聞いたけど、」


ソウからメモを渡された。ソウの字で書き留めたメモのようだ。


◇ーーーーー◇

名:malwe(マルウィ)51才 255y7m2生

父:ナンディア・ファイアーレッド子しゃく 257y(没)

母:フレックス 255y(没18才)

㐧一子 庶子


由来 mallow(マロウ)の古語。

257y、ファイアーレッド子しゃく家断絶

◇ーーーーー◇


「家名も判ったのね」

「あ、うん」


どうやら最初から、家名もわかっていたらしい。


「貴族籍がなくても、出身が貴族であることにはかわりないのだから、セカンドネーム入れても良いわよね?」

「構わないと思うよ」

「ファイアーレッドねぇ。セロシア・マーレイは、どう?」

「いいね。鶏頭(ケイトウ)か。確かギリシャ語由来で燃焼とか燃え盛る炎って意味だから丁度良いな」

「マーレイさんがこれで良いと言ったら、これにしましょう」

「マーレイは、任せるって言ったのなら、断らないとは思うけどな」


このあと、忘れ物を取りに戻ってきたマーレイに伝えると、ものすごく喜び、感謝していた。

ついでに、リラが聞いてしまったことも伝えると、苦笑いしていた。リラへは、自分で話してくれるらしい。

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