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アルストロメリアのお菓子屋さん  ~ お菓子を作って、お菓子作りを教えて、楽しい異世界生活 ~  作者: 葉山麻代
1章

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ソウの独り言

俺はソウ。

自己紹介したときに話したが、郵便システムを営んでいる。

どうやらユリは聞いていなかったようだが。


移転1か月以内は、

1kgまで1000☆

5kgまで5000☆

10kgまで10000☆

50kgまで50000☆

50kg以上要相談


2か月以内は、先月の2倍

3か月以内は、もとの3倍


ただし、無生物に限る。


果物や野菜も許可されないが、製品化されたもの、加工されたものは許可される。

但し、無加工転売は不許可である。


そして、買い物代は円で請求する。

☆と円のレート換算は5倍だ。

俺が決めたレートって訳じゃない。

そう考えると、俺、超低価格で良心的な商売してるよな。

円で払うなら1kg200円で配達するんだから。


ただし、ユリのものは別だ。

誰かのお使いのついでに持ってきているので無料なのだ。

まあ、ついでじゃなくても行くけどな。


ユリは割りと一人でも生きていけそうな強さがある。できればもう少し頼ってほしいものだが、あまり頼りにされた記憶がない。


この転移企画の条件が、ユリの参加だった俺は、ユリに魔力が無いものとして色々条件を勝ち取った。だが、センターの計測時にユリに魔力があることが判明し、ユリは参加条件を自力で勝ち取った。

俺が結界で守る必要がなかった。


そう、今回転移したメンバーは、大なり小なり魔力を持っている。

自覚がない弱い魔力の者が多い中、ユリはそこそこの魔力があるらしい。


ここは魔力が無い者には生きていけない世界である。

一族の無能共が絶対に追って来られないのである。


◇◇◇


そうだ!ユリに頼まれた苗とか揃えないと。

レモンや月桂樹はどこに植えるんだろう?

西側か?

野菜は畑に植えておいて良いのか?

花はどこに植えるんだ?入り口側か?

意外と忙しくてピクニックすら行けていないが、ユリは寂しくないだろうか?

今度の休みの日に誘ってみるかな。

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