ジョイマンと出会う
2020年4月6日
入学式。
僕は○○高校に入学した。
偏差値72のここら辺ではレベルの高い高校だ。
僕自身こんなとこ入ろうとは思わなかったが、
親にほぼ強制的に受験させられた。
僕の家は先祖代々医療関係の仕事に就いている。
その影響で、将来僕も医者にと、親がうるさいのだ。お父さんは××病院の院長であり、僕がその後を継ぐらしいが、とんだ迷惑である。
と、日々思いながらつまらない人生を送っていた。
「これから、○○高等学校、第125回、入学式を開会致します。」
あー、これから3年間、この高校で過ごすのか。
どうせたいして面白くない高校生活なんだろうな…
「ーくん」
「はい」
「ーくん」
「はい」
もうそろそろ僕の番か
「ホルムアルデヒドコウヘイくん」
「はひっ」
やばい。噛んでしまった、クソッ。
だが周りからの笑い等はなかった。さすが秀才のあつまる高校。こんなことでは顔色一つ変えない。こういう点ではありがたいな。
「あっはっはっは、噛んでやんの!おもしろー!あはははは」
誰だコイツ。。
「うるせーな、笑ってんのお前だけだぞ」
「面白いんだから仕方ねーだろ!」
いるよなー、どこの学校にもこういう奴。
ん?まてよ…コイツ、芸能人のジョマンに似てないか…?
「ふっふふ、ははははは、お前、ジョイマンに似てるなwwwwww」
「うるせーな、それ、俺にとって禁句だぞ、次言ったらコロス」
「いや、わるいわるい。ほんとに似てたもんだから。これからよろしくな、ジョイマン!」
「おい!!」
どうやら高校生活、おもしろくなりそうだ。