珀の本当の姿!?(4)
視点は珀に戻ります
文に核心を突かれた紫、どうなるのでしょうか
それではゆっくりしていって下さい
「この話の最初に理由はわからないと証言していたのに何故今説明できたのですか?」
紫が険しい顔をしながら私を見てきた。
「私は口には出してないですよ、思っていたら読まれたので」
「全く…読まれやすい珀が悪いのよ」
「読まれる私が悪いのですか?読むあなた方も悪いと思いますが?」
紫に私のせいにされそうになったのですぐ反論した。
「そんなことは後にして、答えて下さいよ」
文は痺れを切らしそう言いながら紫に近づいた。
「そ…それはあれよ…一番最初から教えるのは面白味に欠けるでしょ?」
「信憑性はあるけど明らかに嘘ですね」
「珀は黙ってなさい!!」
本当の事を言っただけだというのに紫に怒鳴られた。
「確かにはじめから教えるのは面白味に欠けますね…しかし今現時点も始まりの方だと思うのですが…?」
「それはすいかが証拠を見せようと珀を殴ったのがいけないのよ」
「人のせいにするのは良くないよ紫、最初っから質問に答えなければこんな事にはならなかったんだよ、だから今回はあんたが悪いよ」
すいかによる反論する事のできない言葉を発せられ紫はその場で崩れ落ちていった。
紫が崩れ落ちてしまいましたね。
すいかだから出来たことなんでしょうね…きっと
それと関係ないのですがPSPで書ける文字数制限がちょうど良すぎてすべてきりが良いところで終わっているように見えるのは私だけでしょうか?
そんなことは置いといて次回をお楽しみに待っていただけると幸いです