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旧友との再会?

更新遅くて申し訳ありません

今回短めですが楽しんでもらえるなら嬉しいです

「これで良し」


俺は文が帰った後に皿洗い、洗濯、部屋の掃除をした。


「それじゃあ行きますか」


まだ朝は早いが、ここの宴の始まる時間はやけに早い、しかも今回日限っては萃香が主催、少しでも遅れたらただでは済まない。

だから俺は早めに家を出た。

博麗神社には飛んで行けば早いのだが、人間らしい生活を長年しているせいか、よほどのことがない限り飛ばなくなった。

これも早く出た理由でもある。

一定の始まるリズムで歩ていると人里が見えた。

人里に入り店を眺めながら歩いていると、八百屋の人に呼び止められた。


「よぉ!お兄さん、採れたての野菜はどうだい?」


「おつまみぐらい買って行くか…おじさん枝豆ない?」


すると八百屋のおじさんは申し訳なさそうな顔をした。


「お兄さんすまねぇな、さっき枝豆は売れちまったんだよ」


「そっかぁそれは残念だ…」


「本当にすまねぇなお兄さん」


「欲しいもんもなかったから俺はこれで失礼するよ」


そう言い俺は八百屋を出た。

そのあとは何もなく人里を出て森を抜けたりして、博麗神社に着いた。


「遅いじゃないかい」


「これでも早いと思ったんだがな」


博麗神社に着くと同時に背の低い鬼

『伊吹 萃香』

に言われた。

萃香の他にもうすでに他のメンバーも居た。


「これで後、1グループが来たら全員だねぇ」


萃香はそう言いながら、酒を飲んでいた。


「あと1グループ来るのか?一体どんな奴らなんだ?」


「まぁまぁ、そんな事は気にせず早く座ってお酒飲むよ」


俺は強引に萃香に座らせられ酒を飲まされた。

来たら誰か分かるからその件を考えるのをやめた。

飲み始めてから1時間くらい経って萃香の言っていたグループは来た。


「いやぁ、遅れて済まないねぇ」


「神奈子が『今日は男性が来るらしい』とか言って身支度に時間を掛けるからでしょ」


「何言ってんだい諏訪子、あんただって私と同じぐらい身支度してたじゃないか」


「そんな言い争いは後にしてくださいよ、皆さんこちらを見てますよ?」


そう言い2人の言い争いを緑髪の少女が止めてくれた。

俺は不思議と緑髪の少女に見覚えがあった。

それが何時なのかは思い出せないので、必死に考えていると、緑髪の少女と目があった。

その少女は目を見開くと、こっちに寄って来た。

少女は俺の目の前で止まり、珍しい生き物を観察するかのように見られた。


「ど…どうしたんだいきなり?」


俺がそう言うと少女は薄ら笑いを浮かべた。


「貴方…新橋 珀ですよね?」


「どうして俺の名を?」


少女が俺の名前を知っていると言うことは絶対どっかで会ったと言うことは分かったが未だに思い出せなかった。


「お〜い、早苗〜どうしたのいきなり?」


「いやぁ、知人が居たのでつい」


「早苗?…あ‼︎思い出した‼︎」


「やっと思い出しましたか」


「お前東風谷早苗だよな?」


「そのとうりですよ、それよれどうして人間である貴方がここにいるんですか?」


一番聞かれたくない質問を堂々と聞いてきた。

しかしここで真実を言わなかったらさらにややこしい事になりそうなので素直に答えた。


「早苗よ…落ち着いて聞いてくれ」


「良いですよ」


「俺は人間じゃなくて、妖怪なんだよ」


「…え⁉︎」

珀と早苗の過去に何があったのか…

次回をお楽しみに

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