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三島の美学

作者: 野田伝介
掲載日:2026/01/31

三島由紀夫が、自衛隊市ヶ谷駐屯地で、自害をしたのは、決して自分勝手な事柄だけではなかった。

確かに、自害の決意は、他人に、迷惑が掛かるかも知れない。

そこを重点的に調べたとて、何も新しいものは出て来ないだろう。


しかしながら、滅びの美学を、突っ込んで垣間見ると、

そこにあるのは、戦後復興の、幕切れと供に、

未来への、希望を託すという意味があるだろう。

その跳躍が、自害というのは、短絡的に見えないものであり、

三島が描いた物語の悲劇を、地で行っているのであり、

美しさは、追求されているように見える。

そのような、何とも得難い日本史になれば、

陶然、海外からの注目も集まる。


そして、何より、天皇の、存在が、

そこに大きいということでもあるだろう。


そこにあるのは、掛け替えのない今の自分を照らし出す鏡である。


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