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極東の神国

作者:灰色坊や
 
 あれから気が遠くなるほどの月日が流れ、時は前刀歴(なぎれき)。

 世界は二つの人種に分かれた。

 一つは必ず犯罪を犯さない人種。

 そしてもう一つは、生涯必ず犯罪を犯してしまうムイという人種。

 ムイは犯罪を犯すだけでなく、一騎当億の力を持っていた。

 中井(なかい)たちムイは、世界を脅かす人種として恐れられ、施設に幽閉される。


 ある日、唯一の友人である水尾(みずお)が施設からの脱出を試みるが、失敗して秘匿死刑になった。

 それを知った中井は絶望し、持ち前の明るさを失ってしまう。

 一方、世界ではヒダネという有害生物が徘徊するようになっていた。

 それは、世界が過失犯しか存在しえない、穢れなき大地を得た代償でもあった。

 ヒダネは普通の人間では手に負えないほどで、世界はその対策に難航していた。
 更に第二形態まで成長すると、姿が人間と見分けがつかないようになるだけでなく、高度な知恵を付ける生物だった。

「このままでは世界がヒダネに制圧されてしまう」

「……彼らに協力を要請せざるをえない」

 世界はそう考え、中井たちムイにヒダネの駆除を命じる。

 中井は数年ぶりに施設から解放され、ヒダネとの激戦を繰り広げることになった。

 そして「第二形態」のヒダネと対峙した時、中井の運命が大きく動き出すのだった。
【第X章】ちょっと未来の話
プロローグ
極東の神国
2024/06/06 19:31
【第1章】 外に出たいオレンジの少年
【第2章】 外に出たオレンジ色の少年
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