表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇国最期の反撃作戦  作者: パイン
対連合国戦線
13/49

火蓋は切られた

先に航空機を上げたのはアメリカだった。


計600機の航空機がハワイ島の空爆に来た。


すぐに「紫電」や「雷電」「烈風」が迎撃のために発進する。


ハワイ上空が1000機以上の航空機が飛び回る地獄絵図となる。


日本側の対空砲火をくぐり抜けた爆撃機がロケットを発射する。


滑走路脇に駐機してあった「連山」に直撃し、炎上する。


だが、防空戦闘機の活躍により敵の数はどんどん減っていった。


太陽が真上にあがった頃、基地と空母艦隊から航空機が発進した。


「飛べる飛行機は全てもってこい」という山本長官の要請で旧式の97艦攻

や99艦爆は勿論、日中戦争時に活躍した97重爆も飛び立った。


最初に敵艦隊に到達したのは基地航空隊の方だった。


直掩機と敵空母の防空戦闘機が空中戦ドッグファイトを始める。


敵艦隊の上空に到達した「連山」や「百式重爆」が次々に爆弾を投下する。


この絨毯爆撃で敵の巡洋艦2隻とトマス級空母一隻が沈没した。


次は艦攻と艦爆の波状攻撃だ。


「流星」や「97艦攻」が雷撃体勢にはいる。


敵の強固な輪形陣の中央には敵の空母が並んでいる。


「翔鶴」艦載機はジェラルドフォード級に狙いを定めた。


8本の魚雷が舞中したジェラルドフォード級は左に大きく傾斜し、戦闘不能となった。


この攻撃で大型空母2隻と軽空母6隻、戦艦2隻の撃破に成功する。


だが、この幸運も長くはなかった。


生き残った空母から次々に艦載機が発艦する。


目標は・・・帝国海軍空母機動部隊だ。


日が落ちてすっかり暗くなった太平洋。


しかし、敵は攻撃の手を緩めない。


外周の秋月型駆逐艦の電探レーダーに敵の大編隊が映った。


第一波は計200機だ。


すぐに全ての空母から直掩機が発艦する。


敵編隊の護衛には新鋭のF8Fベアキャットがついている。


紫電隊の決死の迎撃で半分ほどを撃墜したが、対空砲火を潜り抜けた雷撃機が投雷し、新鋭空母「大鳳」に直撃。この衝撃で航空機用のガソリンが漏れてしまった。


さらに不運が重なった。


敵の戦闘機がロケットを立て続けに「大鳳」に発射したのだ。


気化したガソリンに引火し、「大鳳」は炎に包まれた。


飛行甲板に待機していた。爆弾や魚雷が次々と誘爆し、「大鳳」は轟沈した。


沈められた「大鳳」の復讐を誓った直掩隊は決死の追撃で敵の攻撃隊の7割ほどを撃墜した。


だが、こちらも甚大な被害を被った。


接近してきた潜水艦の雷撃で伊勢型戦艦の「伊勢」が沈没した。




短いですがご了承下さい・・・

すぐに投稿するので・・・(たぶん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ