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久しぶりの全員集合

土曜日


琉生「よっ、久しぶり」

千葉駅の前で待ち合わせしていたが、そこには琉生の歌の練習に付き合ってくれる少し太っていて、髪が赤色で目立っている男が1人居た。

翔「よお、久しぶりだなぁ!」

肩を組んできたこいつは一条翔、中学の時にいつも一緒にいた親友だ。

琉生「友達は出来たかぁ?」

翔「一人だけなら出来たぞ」

琉生「おお!おめでとう」

翔「そういうお前はどうなんだよ」

琉生「俺は高校に入ってからオタクなのは隠してるからな、誰とでも仲良く出来てるぞ」

そう俺は中学生の時はオタクとして生きていたのだ。

翔「そういえばそうだったな。あと誰か来るのか?

琉生「ああ。あと2人な」

そこでタイミング良く2人の女の子が来た。

陽菜「おっはよー!翔ちゃん!琉生!久しぶりー!」

このテンションが高い蒼髪の美少女は小松陽菜、陽菜は中学生の頃はクラスで友達も少なかったが、高校に入ってからイメチェンして、今じゃ学校でクラスのトップカーストの1人らしい。

静乃「おはよう。久しぶりね」

こっちの無愛想でメガネをかけ綺麗な黒髪をなびかせているのが南静乃、ちなみに静乃は琉生と同じ学校だがクラスは違うため一緒にいることはあまりない。

琉生「そうだな。この4人で集まるのも1年ぶりぐらいだよな。」

琉生「中学の時はいつもみんな一緒にだったのにな」

静乃「そうね」

翔「久しぶりに集まったのに、今から琉生の歌を聞かなきゃいけないなんて災難だな。ハハハ」

琉生「うるせ」

琉生の歌を聞いたことがあるのは翔だけだ。中学1年の時に2人で初めてカラオケ行ったがそれ以来行ってない。てか俺は行きたくなかったのだが翔に無理やり連れていかれたんだったな…学校の授業でも口パクだったし歌のテストの時は何か理由をつけて休んでたからなぁ…

静乃「琉生の歌がどれだけ酷いのか気になるわね」

陽菜「私もーー!」

琉生「いいから行くぞ」

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