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ゆるり秋宵  作者: たむら
season2
30/47

勇み足レディ(☆)

「ハルショカ」内の「月が欠けても」に関連しています。

 たまにあの日のことが、記憶の波間からひょいと顔を出す。


 あの人、私にください。

「――!!!」

 思い出しては、自室のラグの上で右に左に転がって。いつまで経っても恥ずかしいたらありゃしない。季節は初夏から夏へと突入したにもかかわらず、まだ色褪せることなくしっかり存在する苦い思いとは、折り合いを付けられないままでいる。


 実際に会ってもなかったのに、――実際に対面しても、私はあいりさんを『安河内(やすこうち)先輩のこと弄んでる』って決めつけたままで、勝手に敵認定して軽蔑さえ、してた。

 昔っから云われてる、私の悪い癖。

 勇み足で、短絡的に物事を判断して動いてしまうところ。毎回やらかしては、その都度反省して、それでもなかなか直らない。

 でも、今回のは、本当にこたえた。


 恋敵は美しい(何故か会うたびにいつもカラコンを装着してるけど)上に、とんでもなく臆病な人、だった。私が思ってたみたいな、ずるい人じゃなかった。

 そんな人泣かせて、何やってんだ私。おまけに、初顔合わせの焼肉で途中女二人で抜け出して席に戻った時の、先輩のあの心配そうな顔ったら。私もうっかり少しだけ泣いてしまって、あいりさんほどじゃないにしても目が赤くなってたっていうのに、そんなのはハナから気付こうともせずに、彼女の異変にかかりきりで。

 あんなの見ちゃったら、自分のバカさ加減をまざまざと思い知らされてしまう。


 安河内先輩が、突撃したら何でも答えてくれる人なのをいいことに、『恋人はいるんですか』『好きな人は』『どんな人ですか』なんて存分に聞き出してた。その都度なんでもなさそうに、素っ気なさそうに、でもどうしても思いが滲み出てしまう答えを、先輩は律儀に返してくれた。正気になった今は、ただひたむきにあいりさんを好きなだけだと分かるけど、聞いた当時は彼女=小悪魔系だなんて思い込んでた。恋は盲目って奴が、自分にも適用されてたな。おまけに猪突猛進もオプション追加で。


 あんな風に、もう誰かを自分の気持ちで、特に勘違いで傷つけたくない。

 もっとちゃんとしよう。自分が変わるためのチャンスをもらったんだと思う。負け惜しみじゃなく。


 それからは、プライベートも仕事もカッとなったらいったん引いてクールダウン、そののち、ゆっくりじっくりもう一度現状を把握することに努めた。元好きな人の安河内先輩にも『最近の三田村はますますしっかりしてきたな』なんてお墨付きをいただいたり。――でも。

 ずっと、『悪しき』スタイルでここまで来た。仕事も、プライベートも。

 いいこともあったと思うけど、誤解からケンカしたり勘違いで空振りしたりと、良くないことも多々あった。だから勇み足を封印してるのがさみしい、だなんてただの感傷にすぎないのに、どうしてもそう思ってしまう。



 秋口になって、部署から送り出された取引先の講習会で久しぶりに顔を合わせた人物がいた。主催の取引先の方ではなく、私と同じように他の部署からやってきた同期男子の海老沢(えびさわ)君。以前は同じフロアにいたけど、最近では世話好きの同期が企画してくれる飲み会なんかでしか顔を合わせなくなってた人だ。それでもすぐに気安く「おつかれ」「おう」なんて互いに挨拶を交わして、並んで席について眠気と戦いつつ講習を受けた。

 午後をまるまる費やしたそれがやっと終わってから、どちらともなくコーヒー飲んでいこうということになって、一息入れてた時。 

「近頃鳴りを潜めてるらしいけど、あんたが大人しいと怖いな」と、カップを傾けながら、彼に苦笑された。

「――やだ。私の悪評ってそっちにまで轟いてたわけ?」

 わざとしかめつらして、喉が渇いている訳でもないのにお冷やをごくごくと飲む。そうでもしてないと、恥ずかしくて居たたまれない。

「悪評でもないけど」

「ほんとかなー」

「俺の中では」

「俺の中だけかい」

「そりゃ、あんたにしてやられた一部の特定人物は、よくは思ってなかっただろうから」

「――ああ」

 そういやそうでした。



 海老沢君が一年目にアシスタントとして付いてた先輩は、営業成績はとてもよかったけど、正直言ってあんまりちゃんとした人じゃなかった。当然、ちゃんと仕事の手順を教えてもらえない、フォローもしてもらえないでそのくせ必要以上に怒られる海老沢君を見るに見かねて、当時同じく自分がアシスタントで付いてた安河内先輩に相談すると、ちょこちょこ彼のことも面倒見てくれるようになった。それで一件落着めでたしめでたし――とはいかず。


『おい、なんでこれやってねーんだよ、今日の会議までって云ったろ!』

 そんな大声と、バサッと紙の束を投げつける音がして、部署の全員がそちらに注目した。背の高いパーテーションがないこのフロアは、立ち上がれば騒動の発信地などすぐに見つかってしまう。――ああ、今日もまたやられてる。なにも、皆の前で大騒ぎすることないのに。小声で注意するなり、どうしてもそう出来ないなら空いてる小会議室借りるとか休憩スペース行くとか、やりようはあるでしょう。

 海老沢君はもともと表情豊かな人じゃなかったけど、ただでさえ乏しい表情が最近ますます顔から抜け落ちてる。明らかに、今書類を彼に投げつけた人のせいで。


 安河内先輩のフォローを受けてなんとか頑張っていたものの、間違った指示を本当にこれでいいのかと例の先輩に確認すれば『一年目が口答えか、いい度胸してんな』と恫喝され、無抵抗でいれば『少しはやる気見せろよ』と逆切れされ、海老沢君が精神的に追い込まれてもうギリギリなのは部署の人間みんなが知っていた。それでも下手に庇いたてすると、『悪かったなこいつが使えないせいでそっちにまで迷惑かけて』の一言のあと、さらに彼がいやがらせのような用事で忙殺されてしまう――この間は『シュレッダーで処分しておけ』と渡された書類の中に捨ててはいけない類のものが忍ばせてあって、細かく裁断されたその書類をゴミの中から探させ、復元させてた――ので見えないところでアシストするのが精いっぱい。――課長クラスの人がいる前ではごくごく普通の先輩ぶっていたから、隠ぺいもお上手だったな。


 何かの撮影のようにまき散らされた書類。怒られている海老沢君は立ち尽くしたまま拾えない。前に同じような場面でしゃがみこんで拾っていたら『人の話を聞け!』ってまた奪われて、まき散らされたから。

 この日は在席していた課長に海老沢君を使えないアシスタントとして印象付けたいのか、ネチネチとした暴言が止まらない。それが悪化しないように彼も大人しく受け止めていたけど。

『――すみません』

『すみませんですむかよ、あーあ、せっかくお前に任せてやったのに、まさか忘れられてるとはな! お前のせいで俺の信用丸つぶれだよ。どうしてくれるんだよ、なあ!』

 それを聞いて、とうとうぷちっと私の中で何かの切れる音がした。

 理性が『やめなよこの人敵に回すと厄介だよ』ってめちゃくちゃ止めようとしてるけど、それより歩き出す方がひと足もふた足も早い。つかつかと海老沢君のそばに近付いて、書類を集めて、ざっと目を通した。そして。

『お言葉ですけど、海老沢は今日締め切りのこの仕事を指示されてはいません』と、課長にも聞こえるようにはっきりと口にした。

『は? お前関係ないんだけどしゃしゃり出てこないでくれる?』

 不機嫌を隠さない先輩を前に、私はさらに一歩踏み出した。

『海老沢がろくに業務について指導してもらえていないことやさっきみたいにミスを押し付けられてること、私知ってます』

『だからそれは関係ないだろ!』

 やけに大きな声で凄まれて、ふつうの女子なら泣いちゃうシーン。でも私は泣かないよ。

『今海老沢は、私と一緒に安河内さんにも自身の仕事を見てもらってます。漏れがあると怖いからって、毎日私と互いにチェックしてますし、安河内さんにも確認してもらってましたけど、とくに問題なかったですよ』

 表立った庇いたては逆効果だから、いつもその先輩が外回りでいない時や海老沢君に金曜の六時過ぎに『コレ月曜朝イチまでな』って仕事を一方的に投げて帰ってからがフォロータイムだった。ちなみに押し付けられたものは安河内先輩と私と海老沢君の三人で片付けたし足りない資料は安河内先輩が『これで代用できるから使え』って渡してたから、いやがらせとしてはかなりの効果薄だ。ざまーみろ。

 自分が意地悪してるのに、海老沢君は前よりミスしなくなってる。それを怒るのはいくらなんでもおかしいから、苛めることも出来ない。

 その人の中でイライラが蓄積されてるだろうことは予測がついた。だから、ここのところは余計に仕事のチェックを入念にしてた。安河内先輩も、『あいつがどんな手使うか分かんねえけど、とりあえず警戒しておこう』って云ってくれたけど、まさかこう来るとはね。

 指示されたメモや渡された資料、言動の記録。いくつも証拠を取っておいて、も少ししたら本当は人事に話を持っていく、筈だった。

 でもとっさに言葉が出てしまった。だって、もうこれ以上海老沢君にあんな顔させたくない。今にも光が消えてしまいそうな目を伏せて、しかたないと諦めだけを纏っているだなんて。

 いつだって、自分がいちばん辛いくせに私や安河内先輩には『巻き込んじゃってすいません』って謝って、一人じゃもうどうにもならないのに『これ以上はバレるとやばいんで、もういいです』、なんてつっぱって。

『そういうのは自分一人できっちり相手をシメられる奴が云う台詞だ、バカ』と安河内先輩が意地っ張りの頭を軽く叩く。そして。

『乗りかかった船を降りたりしたら、俺こいつに何云われるか分かんねえんだぞ』って私を真顔で指差して、私が『ちょお! 何ですかそれっ!』って憤慨したらようやく海老沢君は小さく笑った。それ見てすごくホッとしたのを覚えてる。


 さっきまで私を睨みつけてた人が、今度は安河内先輩にその鋭すぎる目線を移している。――私、『いざって時は俺の名前出せ』と云われてたからそうしちゃったけど大丈夫かな。しでかしてから恐る恐る安河内先輩を見るけど、こちらに近付いてくる先輩はこの事態を織り込み済みの顔をしていた。よかった。

『――勝手に何やってんだよ安河内』

『何やってんだはこっちの台詞だろうが』

 私の横に、ものすごい怒った顔の安河内先輩が立つ。おお、初めて見る、そんな顔。でっかい人が怒りを露わにしてると威圧感ハンパない。いつもはそんなじゃないのになあ。

『海老沢が渡されてたマニュアルは以前の体制のものだし、指示されてた仕事は資料が足りなかったのが一度や二度じゃない。そんな扱いで、なおかつミス押し付けるってどういうことだよ。まさか『仕事教えたら独り立ちした時に営業成績抜かされるから教えない』っていうのは噂じゃなく本当なのか』

『――』

『答えろ』

『それは……』

 あからさまに視線の泳いだその人を安河内先輩はさらに追い詰めようとしたけれど、課長の『まあまあ、あとはこっちで引き受けるから、とりあえずみんなは会議の準備でもしようか』の一言で事態は収束した。ただし、温厚すぎる上司として知られている課長の笑顔が、いつもと同じようで全然違う。むしろ怖い。

 誤解です、だの、俺はただ、だの、この段に及んでまだ言い訳しようとしているその先輩の背中をニコニコしながら押して『続きは人事課長と一緒に聞かせてもらうよ』とどこかへ連行していったのを全員で見送った。

 それから夢から覚めたように、それぞれの席へと戻って行った。

 どんな話し合いがもたれたのかなんて、末端の私は知らない。でもあれからすぐに海老沢君は他の人につくことになって改めてきちんと仕事を覚えたし、先輩だった人はそれが原因かどうかは分からないけど数ヶ月後に会社を辞めた。

 私が発した言葉のせいかもと、何度もその人の退社理由を安河内先輩に食い下がって聞き出そうとしてみても、『それはお前が知る必要のないことだから』と決して口を割ることはなかった。

 その男気と、私が引っ張ってきた海老沢君まで文句一つも云わずに指導してくれた面倒見の良さに、気が付いたらどっぷり好きになっちゃってたんだよなあ。

 結局、自分の勇み足がすべてのはじまりだったってわけか。



 苦々しい思いで、海老沢君と私と安河内先輩(と、辞めた先輩)の因縁についてコーヒーを飲みつつ回想していると、向かい側の席からぼそっと「俺はあんたのフライング、嫌いじゃないけどな」って呟きが聞こえてきた。

「あの時三田村がとっさに云ってくれてなかったら、人事へ駆け込む前に俺はあの先輩の下で潰れて、あの人より先に会社辞めてたと思う」

「いや、でも結局私は噛みついただけで、やっつけてくれたのは安河内先輩だし」

「それでも、あんたがあの人に相談してくれたからだろ。ありがとな」

「――いまさら?」

「あん時は自分を立て直すのに必死で、お礼云えてなかったから」

「そうだっけ」

 私は私で、安河内先輩以外に意識がいかないような状態に陥ってたから、お礼を云われてないことなんか気付かなかったし云われても上の空だったんじゃないかと思う。

「ま、もういいでしょ。どっちにしても終わったことだしさ」

 今ではすっかり『海老沢先輩ってさりげなく優しいよね!』なんて後輩たちに評判のこいつだけど、多分一年目のあの経験が今の彼を作り上げたんだろうな。だとしたら、私、自分を見直してやってもいいかもしれない。――いけないいけない、ちょっといいこと云われたからってうかれ過ぎるな。その言葉を呪文のように繰り返し唱える、けど。

 うーん困った、効かない。

 ぐらんぐらんと揺れる心は、海老沢君の「ま、そんな訳だから、そろそろ謹慎解除したら?」の一言で大きくまた揺らいだ。なんとか踏みこたえる。

「やー、でもちょっと前やらかしちゃったから封印中なんだよ」

「反省して、次に生かせばいいじゃん」

 またそんな甘い言葉を囁く。こいつは悪魔か。

「守りに入ってる三田村なんてらしくない」

「いいんだってばこれで」

 こうしてれば、誰も傷つけないもん。そう嘯いても、背中を押す言葉の強さは依然として緩まない。

「あんたの気持ちなんて知るか。そんな風にしてたら、せっかく掴めるものも掴めないじゃん」

 何でそんなこと云うの。傷つけちゃったけど、あれがきっかけであいりさんが少しずつ前向きになってるって本人の口から聞いて、ただでさえ調子に乗りたいんだから私。

 勇み足じゃなく、フライングならいいだろうか。そう思ってる時点で、もうね。

 ほら、ためらう心より先に言葉が出てる。

「封印やめても、――いいかな」

「イイトモー」

 間髪入れずにぼそっとタモさん風味で返されて、噴いた。

 そっか。いいのか。

 じわりと湧く勇気。力強い心臓に送り出されて、指先にまで回る。

 また、しくじるかもしれないけど。自己嫌悪に陥るかも、だけど。

「もしなんかやらかした時は、フォローよろしくね」と念の為に保険を掛けたら、「オッケ」とあっさり了承してもらえた。さすが、さりげなく優しい海老沢センパイ。口だけじゃなくほんとにフォローしてもらえるように連絡先も交換したら「ぬかりない」と小さく笑われた。ほっとけ。


 講習会の後は直帰になっていたので、私たちは喫茶店を出ると駅へ向かった。お店に入る前はまだ明るかったのに、すっかり日暮れてしまっている。そろそろ冬物のコートを出しておかないとな、と思いながら海老沢君の路線であるJRの改札前で「お疲れ様でした。またね」と声を掛けた。

「ああ、お疲れ」

「今度は飲み会かな?」

「三田村が何もしでかさなければそうなるな」

「一言多い!」

 何やら楽しげにいつまでもくつくつと笑っている海老沢君に背を向けて、私は自分の使っている地下鉄のホームを目指す。その時。

「いいよ」

 掛けられた言葉に振り向くと、海老沢君がこっちを見てた。

「俺が見ててやるから、あんたはあんたらしくやりなよ」

 きっとそれは、勇み足のことで。

 ――結構嬉しかったんだけど、フンて思いきりかわいくない顔して「失敗したらヴーヴ・クリコのマグナム持ってきて慰めんのよ」ってとっさに云ってしまった。

 こういうとこが駄目なんだと落ち込む前に、とうとう海老沢君が大笑いした。一年目の最悪期よりはだいぶ表情豊かになったけど、それでも平均より大分控えめな彼のそんなのは、初めて見た。

「了解」

 笑いながらのその言葉を聞いて、今度こそ歩き出す。

 よく見て。それから、大きく一歩を踏み出して。

 うん、むやみに飛び出すのはよくないけど、いざという時は誰よりも早く一歩を踏み出せるようにしておこう。

 そんな風に、やっていきたい。どうやら、アフターフォローはばっちりしてもらえそうだし。



 その後、久しぶりに安河内先輩と二人でランチした時に聞いた話では、あいりさんと先輩は少しだけ互いの距離を縮めたような口ぶりだった。――嬉しさを纏わせて語る先輩に心はまだ少しだけ波立つけど、もうそれはただの気持ちの名残り。

 あいりさんの方も、そろそろ発破をかけてもいい頃合いかも。さっそくスマホを取り出して、彼女のアドレスへお誘いのメールを送る。

 焼肉の日をきっかけに、実は既に数回会っているからこそのあいりさん呼びなんだけど、同性である私がそう呼んでも微妙にムッとする安河内先輩の顔が見られるのも実はけっこう楽しかったりして。


 きっと、あといくつか季節を跨いだら、とびきり嬉しそうな安河内さんと無表情の下で実は照れてるらしいあいりさんから、嬉しい報告があるだろう。それが今からもう待ち遠しい。

 勇み足を改めたもののやっぱりフライング気質の私は、結婚祝いの品物について海老沢君に相談して「いくらなんでも早すぎ」と呆れられているのだった。


続きはこちら→ https://ncode.syosetu.com/n0063cq/42/

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