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save  作者: jo
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けじめ

けじめを付けなければならない。僕はとうとう裕美子と別れることに決めた。加奈から夫に暴力を受けていると告白されたことも心が動いた原因だったが、やはり彼女と月に一度会うようになって、改めて彼女のことが好きだと実感したのが大きい。加奈を守ってあげなければならない。夫の魔手から。かと言って何をすればいいのかは分からないのだが・・・。とにかくもうこのまま宙ぶらりんな状態で付き合うのはやめにしよう。そう思った僕は裕美子を自宅近くのカフェに呼び出した。僕は彼女に自分の気持ちを伝えた。しかし、全く聞き入れてもらえなかった。仕方なく僕は加奈のことも持ち出して、説得したがまるで効果がなかった。そして、その日は結局結論が出ないまま帰ることになった。その後も裕美子からは付き合ってた頃と同じ様に連絡が来た。こうなったら仕方ない。強硬手段に出るしかない。無視しよう。僕はそれから彼女の携帯メールを無視し始めた。

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