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喫茶店で
喫茶店で僕はホットカフェオレを加奈はダージリンティーを注文し、飲みながら話しこんだ。
「突然、連絡してくるなんてどうしたの？」
「深い理由なんて無いわよ。ふっと達樹のこと思い出して、フェイスブックで検索したら見つかったから」
「今、彼氏とかいるの？」
「私、結婚したの」
「そうなんだ。俺たちももう適齢期だもんな。旦那さんがいるのに元カレと会ったりして平気なの？」
「お互い束縛しないのが私たち夫婦のルールなの」
「そっか。羨ましいな」
「達樹は彼女とかいないの？」
「いるよ。あまり上手くはいってないけどね。それこそ束縛が強くてさ」
「歳は？歳上？歳下？」
「二つ上」
「相変わらず歳上好きだね」
その日、僕たちは日が暮れるまで話した。思い出話に花が咲いた。そしてそれから僕たちは月に一度位のペースで会うようになった・・・。
