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save  作者: jo
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逃げよう

部屋に入ると、すぐに加奈の姿が目に入った。ダイニングキッチンで額から血を流しながら、倒れている加奈。加奈は僕に気が付くと、弱々しい声で「達樹君」と呟いた。僕は加奈の元へ、駆け寄ると彼女を抱き起こした。そこへ、加奈の夫が戻って来て「君、何なんだよ。家宅侵入で警察呼ぶぞ」と言って来た。僕は立ち上がると「なめた真似してんじゃねえぞ」と怒鳴り、加奈の夫に掴みかかった。僕は加奈の夫をぶん殴った。加奈の夫は一発でノックアウトし、気絶して、その場に倒れ込んだ。僕は加奈の手を引き、言った。「逃げよう」。

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