6
スキゾ。リゾーム。逃走論。というわけで、我が逃走。の話になりますが、バイトをバックれた話でもしましょうか。でも、昔のことだし気の毒だしごめんねってこともあって、仕事減らされた時、怒って飛んだ派遣バイトもあったよなあとか、色々思ったのであるが、まあ、結局は、何も喋らないのが人間一番トラブルが少ないし、お喋りな人って実はちゃんと空気読んでお喋りしている人が多いって、いうわけで、私みたいにしゃべくることで、リゾーム{地下茎}を作りたい人間には、日本というところは実は向いていたりもするものであって、つまり、縦のところを横に見るという具合であるのを、リゾームというのであって、僕らは人生を四角四面のもの、あるいは小説を四角四面なものだと思いがちであるが、それは、横に突き崩せるということであって、はっきり言わせて貰えば、生きるってのもそういうことであって、人生をクソとするでしょう?しかし、それを横から失礼します。と、クソをうまく回収しつつ、それを畑の肥やしとするような、そんな存在との関係性なんだけど、そう、僕は、書くのは好きなんだけど、小説を書くのはあんまり好きじゃないので、だから、『前書き』を延々とやるのは好きなんだけど、本題となると、『はあ。また、あのつまんない小説パートをやらなきゃいけないのか』とか、ホント、つまんないんだよね。何よりも俺が自分自身に飽き飽きしてんのよ。だから、こうやって文章を書いているのに、どうしても、小説として体をなせって命令が脳から発射というか、君たちもそうでしょ。意味のないものってあんまり読みたくないじゃん。僕もそうだけどさ。だから、段々と僕は意味をまぶしてきているでしょう。僕は、モノを食うのもそういうことなのかなあと思い始めている。僕は人生に飽きているからね。そんな大した人生を送ってないけど。いや、そんな大した人生を送らなくても人生ってそのままだとクソだと思うのよね。これを畑の肥やしにできるかどうかでしょ。実は。つまり、人生の中から、エッセンスを抽出して、どう役立てるかということを考えてゆく人生を送らなくてはいけないのであって、だが、カフカみたいなあんなに綺麗にリゾームを作ることはできないね。あんなゴブレットみたいな、調度品みたいな無意味の堆積をよく作ることができたというか、ある意味、ピラミッドみたいなモノでしょ。あんなソリッドなものは無理なのよ。惰性で生きているアジア人の僕ちゃまには。




