過去と現在
これはボクが小学5年生の頃だ。
ボクは友達の父と将棋をした。ボクは負けたけど楽しかった思い出がある。
ボクの将棋の駒が『と金』だらけになり追い詰めるも、最後は金将と龍王のダブルコンボで詰みとなり負けてしまった。
他にも友達3人で映画『ホーンアモーン2』を観た。いろんな感想を出し合って楽しかった。中でも泥棒役が爆発した際に「モーツァルトみたい」と例えたのが腹筋崩壊しそうなほどウケた。
神奈子「まあ、生きていれば何とかなるでしょあ」
そう思っていたら、今日は親父の誕生日だ。姪っ子がボクに抱きついてきた。とても可愛らしかった。延々とVTuberの動画を観た。クーラーの涼しさと、動画の楽しさが相まって心地よかった。姪っ子の頭を撫でると、手から頭の暑苦しさが伝わった。でも可愛さでそれも一瞬で忘れられた。途中で姪っ子の好きなアニメ『どれいく? アンポンタン』を観た。大変面白かったなぁ。
今日は兄のせどりビジネスが急降下したと聞いた。それでボクは、普通に働いた方が、ボクにとって人生が豊かになると感じた。しかしそんな兄も、新しいビジネスを始めた。ボクは興味津々に見ていた。
どんなに生きていても、必ず自分を上回る人は現れる。仕方ないな。
研究家「AIは今、学習中だ。大人しく待ってろ。それに、我慢できなくなった時が爆発的な破壊と創造をする。それまで動画でも観とけや」
没案没案没案良い案良い案良い案、何だ何だ何だ。
アニメキャラクターをライバル視した。相手に嫉妬するのは、その相手のレベルに近づいている証拠らしい。つまり、ボクは強い。きっと強い。そんなことを妄想していた自分が恥ずかしくなってきた。
基礎的なことを習ったのに忘れた。エビングハウスの忘却曲線の滑り台を、ボクは滑っていた。風が心地いい。
歯磨きした。クチュクチュペッ、気持ちよかった。というのは一瞬で、後はガサガサで痛かった。
ボクが小説を書いている目的は、肉体労働をしなくてもいいくらいの金を稼ぎたいのと、誰かがボクの作品を求めているからだ。だから今日も、スマホでちょこちょことストーリーを書いている。それがボクの日常記録だから。あれ? どうでもいいかな? ごめん。
神奈子「一人でもボクの作品を求めている限り、ボクは書き続けるよ」
筋肉が付いていた頃の方が、体調が良かった。