全ては無限に繰り返させる
ごくごく普通の女性、神奈子の日常を描いたストーリーです。ぜひお時間があれば、お楽しみ下さい。
ボクは神奈子。何気ない日々を送る、普通の女性だ。これは、ボクの日常を記録した物語だ。
ボクの特徴は以下の通りだ。
・ピンク色でギザギザのポニーテール。
・紫色のパーカーを着ている。
・白いデニムショートパンツを履いてる。
・右足には白い包帯を巻いてる。
・左足には黒いガーターベルトを装着してる。
性別は女で、年齢は20歳。お酒の代わりにジュースを飲む。今はオレンジジュースをゴクゴクゴクッと飲んでる。甘酸っぱさが、のどキャノン砲を通過して美味しい。ああ、たまらないね。
今日は、『〇〇したい』と検索した。ああ、こういうのがあるのかーとか、なるほどそういうことなのかーと、頭の中で呟き、新しい発見がある『文字の旅』ができて楽しい。なんて経験、あなたにもありますよね?文字の旅ってなんだ。なんでもいいか。
そんな訳で『カフェイン やる気』と検索した。コーヒーにはアドレナリンやドーパミンか何かでやる気を出させてくれるそうだ。だから今日は調子がいいのか。今日も一日元気よく小説を書くか。
小説を一定数書き上げて、コーヒーを飲み終え、テレビを付けると、そこには無限にまつわる興味深い話が聴こえてきた。
空田大輔「俺たちって今、無限の中の一つを生きてるに過ぎないのよ。だから、お前が他人になっている時もあるんやで。そう考えれば、もう、何に対しても焦らなくなるんやで。そやな昔『永劫回帰』とか聞いたことあるやろ? 永劫回帰されていく中で、何度も何度も同じものを感じてんねん」
梅本人外「じゃあ、どこかの人生とかで目の前にいるカッコいい人になってるとかあるんですかね?」
空田大輔「せやせやせや、せやで。何回も繰り返されているからな、周りに周ってそういうこともあるんやで」
梅本人外「ハハハッ。4039不可説不可説転年後にはな、創造神とかなってるんですかね!?」
空田大輔「まあせやな。あと、周りに周って今の自分に戻ってくることだってあるんや!」
うん、何言ってるかさっぱりだね。興味深いけど。まあ要は「いつか会えるさ」ってことかな?
神奈子「全ては無限に繰り返される。どんな苦楽もいつかは訪れる」
つまり天国も地獄もいつかは見て、どんなことも避けられないってこと。
ボクは小説の描き過ぎで疲れた手を癒すべく、ベットに眠りついた。お休み。また明日会おうね。