表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女は鈴蘭を食べた  作者: 月詠桔梗
8/19

8.(幼馴染)


8(幼馴染)


はぁ、あなたもあおちゃんのことか。

イケメンだからバイト終わりにわざわざ話聞いてあげたのに、いつも男ってあおちゃんばっかり。

私が最後にあおちゃんに会ったのは、もう10年くらい前なんだけど、あおちゃんはよくモテててたよ。

ね、あおちゃんの話したら私と連絡先交換してくれない?

…ふふ、交渉成立だね。

あおちゃんは、優しい子だよ。

あたし、性格悪いし頭も悪いから

よくハブられてたんだけど

あおちゃんはそんな私と一緒にいてくれたんだぁ。え、嫌いじゃないよ。

ただ、初恋の男の子もあおちゃんが好きになっちゃっただけ。それで嫌な印象が残っちゃってるだけ。嫌いではないよほんとに。

あおちゃんとは幼稚園からの付き合いなんだけど幼稚園のうさぎとか、年下の子のお世話とかよくしてて先生によく褒められてたのは覚えてる。

小学校に上がってからも、

友達たくさん作って頭も良くて、

よく宿題を手伝ってくれてたなぁ。

あおちゃんが泣いたとこ?

そういえば見たことないな…。

ずっとニコニコしてるって感じかな。

ニコニコして先生の言うことをよく聞いて

明るくて優しくて、お手本って感じの子。

小学6年の時なんか、児童会の副会長になってたよ。会長になったら良いのにって言ったんだけど

「サポートしたいから。」

って。

あたしだったらてっぺんに立ってみたいけど。


弟くん?連絡先知ってるよ。

おけおけ、教えたげる。


あのね、あおちゃんの話できて懐かしかった。

連絡、してね。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ