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プロローグ 2

悟は、物心ついた時から児童養護施設で育てられていた。聞いた話しによると、施設員が朝掃除をしようと施設の門の前に行ったら俺がいたという。

それから五歳のある日、神上夫妻に引き取られた。それから何週間か一緒に生活をしていった。神上夫妻は優しいく俺を実の親のように育てくれた。そんな暖かな日々をすごしていると、夫妻の友人の娘の美保を紹介された。「こんにちわ」と挨拶をかわしたが人見知りであんまり仲良くなれなかったが、何度か会っているうちにうちとけ、仲良くなり俺の後ろをついて来るようになった。俺は６歳になると神夫妻がやっている剣道の道場で剣道を習うとになった。俺には才能があり何週間か習ったうちにみるみると上達していった。そんな俺を「かっこいい」といい輝いた目で毎日おれの稽古をみていた美保だった。そんなある時あの出来事か起こった。