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8#開戦3

おはです

「リル!ヨルの方は無事に終わったみたいだよ!!」


「ほんとに?!」


「うん!!メイドの子のダンジョン内での活躍にはヒヤッとしたけど、その分敵の守りが手薄になってる筈だからこちらも仕掛けて行こうか。」


ミカゲはダンジョン内での様子を前線に居ながらも見ており、適度にヨルへの指示を出しながら攻め込んでいた


リルの活躍もあり敵のダンジョン内を順調に進んでいる中リルが手を出してミカゲの前に出る


「ねー、そこに隠れてる人出てきなよ」


リルが警戒を強めて声を出す


「あら、目ざといのですね。見つけられた褒美に自己紹介をしてあげます。私の名はフロウと申します以後お見知りおきを」


鳥人︰フロウ

ランク︰S+

Lv︰140

固有スキル︰念話、影魔法

スキル︰火魔法7、水魔法7、嵐魔法2、闇魔法8、上級弓術4

パッシブスキル︰慧眼、身体強化・超大

ステータス︰体力A+ 魔力S 筋力S- 敏速S 器用S 知力S 運A-


「ほう、まさかダンジョンマスター自らが乗り込んで来るとは、多少の認知阻害をしているみたいですが運が悪かったですね。」


フロウに指摘され、ミカゲはヨルに掛けて貰った偽証の一部を解く


「バレたなら、こちらも自己紹介を…初めまして、ミカゲと申します。ところで1つ質問をしても良いですか?」


「えぇ、どうせ死に行くのですからどうぞ。」


「では、お言葉に甘えて。貴方はハシモトの配下では無いですよね?」


「ほほぅ、どうしてそう思ったのか気になりますが…そうですね、私のマスターはハシモトではありませんよ。」


「なるほどね…ハシモトも誰かの駒だった訳か…」


「ミカゲさんは中々頭が良さうですね。大方は貴方の考えている通りで間違いないと思いますよ。ちなみに私はハシモトの正式な部下で無いため、この戦争で死んだら元に戻りませんし、貴方が勝てたとしても配下にならないので悪しからず。」


「魔物癖に難しい言葉を知ってるんだね。わざわざ、ご説明ありがとう。それじゃ、僕はハシモトを殺しに行かなくちゃいけないから次が合ったらよろしくね。」


「面白いジョークを言うのですね。私が通すと思いますか?」


「まぁ、無理やりにでも通っていくかな。それに、僕ばっかりに気を向けていて大丈夫なの?」


「何を?っ!!」


瞬間フロウは体を全力で仰け反らせて後ろへ退避する


「やっぱりね、君のその目はステータスまでは覗けないんでしょ?それと、情報をくれたお礼にアドバイスを上げるよ。君がどんなに強くても油断しない方が良いかもね、幼いからって舐めてかかったら何が起きたのか理解出来ずに死ぬ事になると思うから。それじゃ、リルここを頼むね」


「うん!!マスターもさっさと終わらせて来ちゃってね!」


そう言ってリルとの会話を済ませると先に進む為ミカゲは走り始める。フロウも行かせまいとミカゲに迫るがリルがそれを阻止する。


「聞いてなかったの?君の相手はリルだからね!」


そう言って無邪気な笑みを浮かべながら高速で槍を繰り出す


その攻撃がかすりながらもフロウは避けて再度距離を取る


「ただの生きがったルーキーを倒すだけと聞いていたのですが…本気にならないと不味そうですね」


そう言ってフロウは先程までは相手を挑発するよに顎を上げていたが、その顎を引き獲物を狩る獣目を宿し身構える


「わーお、君は相当強い感じかな?リルも負けられないかも。」


そう言って、リルも警戒を最大限に引き上げてフロウを見定めるので合った


◼◼◼◼◼◼


一方で観覧席ではとてつもない盛り上がりを見せていた


回りからロキの代行者を称賛する声が上がり、ロキもその声に応じて応援をする


「どうだい?ヘイムダル君!!」


満面の笑みを浮かべてロキは問う


「どうもこうも無い。何だあの魔物は」


「何って君達も自身の魔力を魔物に上げてるでしょ?僕はそれを最大限に活かせるようにしただけだよ」


そう言って先程まで盛り上がっていた神たちはロキの方を振り向く


「どういう事何だ?」


「まぁ、僕が最後の参加者だから言っても良いけど。みんなは即戦力となるよう魔物の状態で送るでしょ?僕はミカゲ君を信じて卵の状態渡したんだよ。だから、普通の魔物と違って僕の血を与えることができたし、それに応じた強さを与えられたんだ。」


そう呆気からんとした姿で神々は言う、そんな中でヘイムダルはロキに詰め寄り胸ぐらを掴みながら問う


「そんな事は有り得ないだろ!!神の血を持つ魔物が存在するだと?それにそんな魔物が孵為には莫大な魔力が必要とするはずでルーキーにはそんなDPは無いはず!!」


「普通ならね、でもそれを可能とした事実があるから納得するしかないでしょ?もし、誓約を違反していたら僕はとっくの昔に消えている訳だし。それに、僕以外にもこの考えを思いついた奴も居るんじゃない?」


それを聞いた一定数の神達はロキから顔を背ける中で最高神であるゼウスが前に出てヘイムダルの手を解く


「ロキの言ってる通りじゃ、もしかしたら誓約の穴を付いてるかもしれんがな」


そう言って、ゼウスはロキに視線を落とし、ロキは笑顔で答える


「まぁ、だとしても転生したばかりで不安が多い中初めての戦争に向けて負けないように死なないように頑張ってきた努力を無下にする発言は僕で合ってもそれなりに怒ってるからね。」


そう言って、いつも飄々としているロキが少しばかりの怒気を放つ


「ヘイムダル君覚悟しておくと良いよ。」


静かにそう言い放つとロキは応援を再開するのであった




最後まで読んで頂きありがとうございますm(*_ _)m


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