6# 開戦1
おはです。戦争中は一律で「」このかっこを使っていきます。
「始まったか。ヨル、リル、調子はどうだ?」
「特に問題ありませんね。相手の魔物の主体はアンデッド系で特にこれといった注意事項は無いかと…」
「リルの方も問題無いよー!!ぜんぜん大した事無い!!」
ヨル、リルとはロキからの贈り物である卵から孵った魔物であり、ヨルの姿は蛇を彷彿とさせるような容姿の男性であり、リルは可愛らしい見た目をした幼い獣人の少女である
蛇人︰ヨル
ランク︰ユニーク
Lv︰65
固有スキル︰念話、空間把握、偽証、大海魔法、神化
スキル︰毒魔法3、幻想魔法2、斧術4、
パッシブスキル︰謀略、身体強化・中、経験値増加・中、成長補正・大、魔力効率・中
ステータス︰体力C 魔力B+ 筋力C- 敏速D 器用C 知力A+ 運E
獣人︰リル
ランク︰ユニーク
Lv︰65
固有スキル︰念話、気配遮断、森林魔法、狂化、神化
スキル︰槍術6、獣魔法4
パッシブスキル︰五感補正・大、身体強化・大、経験値増加・中、成長補正・大
ステータス︰体力A+ 魔力C- 筋力A 敏速S 器用B- 知力D+ 運E
「そうか、なら手筈通りに動いていこうか。基本的な魔物の質は負けてると思うから、そこは何とか任せたよ。」
そう言ってミカゲは2人の返事を聞くと魔力を切り自身のダンジョンに目を向ける
「うーん、思っていたよりも魔物数が多いな…しかも殆どがCランク以上でアンデッド系っていうのが厄介だな…」
ミカゲは配合をした魔物を主力としてダンジョンで迎え撃っているが、アンデッド系であり耐久性が高く人数差で押し込まれている状況にある
「まぁ、まだ倒れてくるだけまじだけど…そろそろ敵の主戦力も来そうだしな…」
そうして、両軍の均衡が保たれている状況が続くがとある魔物出現により崩れる
「まじか…」
ミカゲの視線の先に居るのはハシモトと常に一緒に居た獣人メイドである
そして、ミカゲが見つめる中獣人メイドは両手に剣を握りミカゲのダンジョンに居る魔物を次々となぎ倒して行縦横無尽に駆け回ると、地下4階まで辿り着く
獣人︰メイ
ランク︰S
Lv︰85
固有スキル︰念話、狂化、第六感
スキル︰上級双剣術3、風魔法4、獣魔法5
パッシブスキル︰五感補正・大、身体強化・大、成長補正・中、気配察知・大
ステータス 体力A 魔力A- 筋力A 敏速A+ 器用A- 知力B+ 運B
「うーん…非の打ち所が無いオールラウンダーだな、アンデッドが主力の中で1人だけ獣人って事はヨル達と同じの贈り物かな?」
ミカゲは魔眼で敵の主戦力を見定めながらどう対処していくかを考えていく
◼◼◼◼◼◼
「わーお、ヘイム君の代行者やるね!!主戦力であるだろう獣人ちゃんを敵ダンジョンの最前線に入れる何て大胆だね!守りの方とか大丈夫なの?」
「大丈夫に決まっているだろう?いくらお前の代行者が配合持ちだとしても、ダンジョンマスターとしての年月が違いすぎる。我が代行者のダンジョンを魔物を率いて攻めているあの2匹には見所があるが…それだけで攻め手を含めて何もかもお前の代行者は負けている」
「まぁ、ヘイム君の言ってる通りだけどそんな余裕かましてて大丈夫なの?」
「?何が言いたんだ」
ヘイムダルはロキの言葉に顔を顰めて声色を低くして問い返す
「そんな怖い顔しないでよ!!僕泣いちゃうよ…」
そうして、ロキは手を顔にあてて泣き真似をする
「そういった気持ち悪い態度を止めろ。だから、俺はお前が苦手何だ」
「へぇ〜、もっと肩の力を抜けば良いのに。まぁ、見てれば答えは直ぐに分かるよ。あの子がつまんなくさせないって言ったんだからね、そろそろ面白いことでも起こるんじゃない?」
「何故疑問系何だ…まぁ、良いだろうこのまま呆気なく終わらない事を願ってるよ」
ヘイムダルとロキは会話を終えると自身の代行者に目を向けて戦争を見守るのであった
そして、5階へと続く階段を降りるメイの軍勢を不敵な笑みを浮かべながら見つめ呟く
「んじゃ、せっせと頑張って準備した地下5階のお披露目かな」
メイは階段を降り扉を開くと有り得ない光景に絶句する。そして、観戦席に居るヘイムダルはロキへと詰め寄る
「何故ダンジョン内で森が広がっているのだ?!あの機能は相当なDPを消費するはずだ!!2ヶ月そこらのダンジョンマスターには手に入らない代物だぞ!!」
「多分あの子の力を使ったんじゃ無いかな?」
そう言って、ロキはリルに視線を向ける
「それじゃ、ミカゲ君楽しみませておくれよ」
◼◼◼◼◼◼
「ハシモト様、5階層が森林地帯となっております。」
「どういう事だ!!森林地帯何て中位と呼ばれるダンジョンマスターからで無いと得られないほど高価な筈だろ!!」
「はい、ですがこの地帯は紛う事なき森林地帯です…幻想でもありません…」
「っ!!……とりあえずはアンデッドの軍団を先に進めて様子見をしながら行け!相手にとっても最後の砦だろう…そこを抜ければ最奥に着くはずだ。心して進め」
「はい、では何か進展があり次第都度報告をします。」
そうして、メイは魔力を切ると目の前の森林地帯へと入っていく
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