3#最初の訪問者
おばんです
あれから1週間が過ぎ準備期間が終わりを告げる
本来なら、準備期間中にLv上げ等をして強くなる予定で合ったが、思いの他色魔法の扱いになれず6日目にしてやっと一段落した所であり、Lv上げについては不十分のまま準備期間を終えてしまった
だが、魔眼を使ってのDP稼ぎはとても好調に進みダンジョンとしての機能を大幅に増加する事が出来た
ダンジョンは地下4階までの増設をし、財宝の渦を1つ、ゴブリンの渦1つと同ランクのスケルトンの渦を1つを増加した。
また、ダンジョンの最奥に自身の部屋を設定しQOLを向上する数々の物を設置する事が出来た。
「早いな…にしても、準備期間が終わったら第1の冒険者が見つけてくれるまで何もする事が無いんだよな…」
ミカゲはDPで買ったお風呂に浸かりながら考える
「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!!」
「何だよ?こっちは日頃の疲れを癒してる最中なのに」
「ちょっと伝え忘れが合ってね今から送るから」
「何を…うわっ!!」
すると、ミカゲの頭の中には世界の地図が流れ込む
「ごめんね、本来なら転生する時に送る筈だったんけど忘れてて、今送った地図に赤点があるでしょ?それが今の現在地ね。ちなみに立地的には良い感じの場所にしたから早くて今日中には見つかると思うから!じゃあね」
ロキは伝えたい事だけ伝えるとどこかに消え入るように声がしなくなった
「まぁ、良いか…にしても、この地図相当大切なやつだよな」
ミカゲは地図を空中には浮かべて思案する、すると頭にアナウンス画鳴る
〈第1の侵入者が来ました撃退の準備をして下さい〉
「おお!結構早くに見つかって良かったな。それじゃ、どんどん餌を垂らして行こうかな」
◼◼◼◼◼
冒険者サイド
「こんな所にダンジョンなんか無かったよな」
「だね!!ダンジョンって発見しただけでも報奨金貰えるよね?」
「確かそうだったはず。この階層だけ探索してどんな魔物が出るのか探索していこうか」
そうして、ミカゲのダンジョンを訪れた冒険者パーティーは慎重に探索を続けて行き、下の階層に降りる階段を見つける
「出てくる魔物の割には結構良い感じだよね」
「そうだな、秘密部屋もしっかり観察していれば分かる仕組みになっているし、俺達中級のパーティーからしたら物足りないが下級の冒険者やパーティーには持ってこいのダンジョンだな」
「私もそう思うは、こういったレベル上げがしやすい場所は需要があるから報奨金も高くなるし、何より立地が最高ね2つの街を結んだ中間地点にあるから、報奨金も両方の街から貰えるわよ」
「俺もそう思う。探索はここまでにしてすぐに報告しに行こう。俺たちは西に行くから、東の街は任せるぞ」
パーティーのリーダーが指示を出すと、二手に分かれてダンジョンを後にするのであった
◼◼◼◼◼◼
「ふぅ〜、とりあえず第1関門はクリアかな。」
ミカゲは当初の予定通りに物事が進んだ事に安心をして深呼吸をする
「後はDPで人数制限を設ける機能を買ってと。よし!これで良いかな。にしても、しっかりと考えのある冒険者パーティーが来てくれて良かった。」
そして、ミカゲはダンジョンの機能を新しく増やし終わると自室へと戻っていく
「いやー、お疲れ様!!」
「いつも急だな。とりあえずはありがとう」
「うんうん、にしても撒き餌をするなんて頭良いね〜。」
「え?逆に他の代行者達はしないの?最初から難易度高くして攻略されたら元も子も無くない?」
「そりゃ、難易度高くしても基本的に直ぐには倒されないからね、ステータス的問題でね」
「なるほどね、俺に関しては適度に難しくを目標にしてるから。それに、何よりもDPが少ない中で無理はしないかな」
「でも、その考えが出来るのは徴収合っての事でしょ?」
「まぁね、冒険者倒すだけでステータスが上がったりスキルが貰えるのはダンジョンマスターからすればチートも良いところだからね。それに、諸々のスキルがまだ使いこなせていないから僕としてはまだ準備期間みたいな所出しね」
「それで、いいと思うよ。僕としても簡単に死なれちゃ困るから十分に準備はして欲しいかな。だけど、ダンジョンに人が集中するという事は他の代行者にも知れ渡るリスクが上がるって事だから先人達にカモられないように気を付けてね。」
「そうだね、いつ来るか分からない本命も考えなくちゃいけないんだもんな…喝を入れに来てくれたなら素直に礼を言うよ。ありがとう」
「いえいえ!自分の代行者を応援するのは当たり前だろ?でも、せっかくの異世界に来たんだから、最初に言った通り気ままに楽しむ事も忘れないでね!」
「おう!期待に応えられるように気ままに頑張るよ」
ミカゲはロキとの会話を終える
「そうだな、浮かれるのは良いけど…この時間がいつまで続くか分からないし…今が踏ん張り時だな…」
ミカゲはもう一度自身に喝を入れると修行を始めるので合った
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