2#初めての
気ままに頑張ります
ミカゲは目を開けると先程まで居た白い空間とは違い洞窟のような場所に着く
「どーお?大丈夫そう?」
「問題無いよ!」
「そしたら、その先を歩いて行くとさっき話したダンジョンコアが見えてるくと思うからまずは登録ね」
「りょーかい」
ミカゲは洞窟の中を進んで行くと中央に綺麗な輝きを放つ宝石がある場所に辿り着く
「んじゃ、始めようか」
ミカゲはそう言うと宝石に自身の血を数的垂らすと宝石がミカゲの中に取り込まれる
〈ダンジョンマスターの登録を確認〉
「うわっ!!びっくりした〜」
すると、不意に頭の中にアナウンスが響く
「良かった!無事に登録が出来たようだね」
「多分?」
「んじゃ、ここから先は君が思うようにすると良いよ。それと、注意だけどダンジョンコアに登録してから1週間は準備期間として誰にも認知されないけどそれ以降は侵入者とか来るからね」
「大丈夫だよ!何か分かんなかったら、また連絡するわ!」
「はーい、じゃあ適度に楽しんでね〜」
「先ずはと」
そうして、ミカゲはダンジョン作りを始めていく為にウィンドウを開く
「なるほどね、これがDPか」
ミカゲは目の前に浮かび上がったパネルをスマホをいじるようにして確認していく
DPとは外で魔物を倒したり、冒険者を殺したり、撃退等をする事で手に入るポイントであり、ダンジョンの増築等の機能を増やす為に必要なポイントである。
「最初の保有ポイントは3万か…」
現在のダンジョンの状況としては罠も魔物を生成する場所が無く、地下も何も存在しないただの洞窟という感じだ
「階層を1つ増やすのに5000必要なのか…罠が3000で…魔物装置は…最低ランクのスライムでも1万するの?!」
この世界の魔物にはランクの設定がされており、下からF,E,D,C,B,A,S,SSとなっている。また、ステータス表記と同じく+、-が存在し、この概念とは別にユニークという魔物が存在する
ミカゲは1時間程悩みダンジョンの構造を決定する
階層増築×2 5000×2=1万
ゴブリンの渦×1 1万5000
財宝の渦×1 5000
合計3万
ダンジョン︰地上含めて地下2階の3階構造
「はぁ〜、これで無一文か…」
ミカゲは0となったDPの欄を見て肩を落とす
「そしたら、一旦は諸々の数が整うまでは放置で良いかな。」
基本的にどの階層に何を配置するのかは自由に決められ、その都度部屋の交換を行う事が出来る。だが、侵入者がいる場合には変更をすることは出来ない
ミカゲはゴブリンの渦と財宝の渦別々の階層に分けて部屋の設定をする。また、魔物の卵に置いはダンジョン内で保管する場所を作りそこに置く
「卵ってどう育てれば良いんだろう…」
少し頭を悩ませていると馴染みのある声が聞こえる
「あ〜、言うの忘れてたね。その卵はDPで買える魔力の素っていうのがあるからそれを与えていれば何れは孵るからのんびり育てていってね〜」
「そうなんだ…って!!5000もするの?!しかも、どのくらい与えれば良いのか分からないとか…」
ミカゲの頭の中での優先順位が変わる瞬間で合った
「まぁ、ロキも気長にって言ってたしね…ダンジョンの事はこれぐらいで大丈夫かな!!んじゃ、念願の魔物狩りにレッツゴー!!」
そして、ミカゲはダンジョンの階段を駆け上がり地上へと出る
「なるほど…」
ミカゲの視界に映ったのたは木々が生い茂る世界だった
「まぁ、悪くは無いのかな?とりあえずはここに生息する魔物のLvを見ない事には始まらないな…」
そして、ミカゲは森の探索を始める。すると、すぐに魔物とエンカウントする
キラーラビット
ランク︰D
Lv︰22
スキル︰刺突、跳躍
パッシブスキル︰身体強化・小
ステータス︰体力D 魔力E 筋力D- 敏速C 器用F+ 知力F
「流石の魔眼だな相手のステータスを見る事が出来るのはめちゃくちゃ有利だな、にしても運の値が表示されないのは理由があるのかな?でも、相手の能力値見てもギリ倒せそうかな…」
そうして、初めてのエンカウントであり慎重になりながら考える
「そういえば色魔法って何なのだろう…」
ミカゲは魔眼の視点を色魔法に注目をする
色魔法︰指定した色を持つ物自在に操る事が出来る。
「……これって、そうとうやばいよね…」
ミカゲは試しにと緑を指定すると森の全体との繋がりを感じ、何かが猛烈な速さで抜けていくの感じすぐに解く
「まじか、指定する色と場所を考えないとすぐに魔力が無くなっちまうよ…一旦戻って練習しないとダメだな」
そういってミカゲは自身のダンジョンまで戻る
「1週間か…とりあえずこの魔法を扱えるように訓練するのと魔眼を使っての薬草等の採取DPを稼ぐしかないかな」
ミカゲはこの準備期間で何をしなくては行けないのか、優先順位を決めると再び動き出すのであった
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