10#勝利報酬と使い道
#10です。ここまで見て頂きありがとうございます。
最高神であるゼウスがベルを鳴らすとミカゲは戦争で消費した諸々は全て元に戻る。だが、敗者であるハシモトの配下等は戻らずに経験値としてミカゲやその配下達に分配される。
また、ハシモトの所有していたダンジョンの全権がミカゲに移り、魔物の渦等の全ての物を手に入れる。
「おお!!ダンジョンの敷地までもが手に入るのか、それに、ダンジョン内で殺した魔物達のステータスやらが徴収で…」
そう言って、「ほほほ」と小さく笑い声を上げて、今回得た物に対して頬を緩ませ下衆な笑みを浮かべる
そんな中ロキが虚空から現れる
「いっえーーーい!!!」
ロキがハイタッチをしたそうにミカゲを見つめていた為ミカゲはそれに応じる
「お疲れ様!!!ほんとに勝っちゃう何て凄いね!!!」
「まぁね、所でテイムに関しては答え合わせは正解できた?」
「もうね、僕の想像を超えた120点満点の答えだったよ。僕としては配下の魔物もテイム出来るかなって考えだったんだけどね!!」
「考えって事は…」
「そう!!僕もよく分かって無かったよ!!やっぱり、未知には挑戦していく必要があるよね!!」
ロキは大いに笑みを浮かべてミカゲと話し、一段落したらミカゲはとある質問をロキに問う
「んじゃ、そろそろ1つ教えて欲しいんだけど…ハシモトを代行者にしてた神様ってどうなるの?」
「特にどうともならないよ。だって、最初に言ったでしょ?娯楽鑑賞だよって。でもね、戦争で負けた神様はね勝者の言う事を1つ何でも聞かなくちゃ行けないんだ。」
「何でも?」
「そう!!まぁ、だから負けた神様には基本的に勝者の奴隷になるのが普通かな」
「それって、相当な事じゃない?」
「本来ならね、でもそんな事してもつまらないから僕は保留にしてるよ。だから、特にどうともなってないかな…今の所はね」
ロキは不敵な笑みを浮かべてミカゲに答える
「そうなんだ、まぁそこら辺の事はロキの思うようにで…それじゃ、そろそろ戻りたいんだけど。」
「うん!!初めての戦争お疲れ様!!それと、1つ耳寄りな情報ね戦争は年に1回しか行えない物だから、今日から1年は安心して大丈夫だよ!!」
「は?ちょっ…」
「じゃ〜あ〜ね〜」
ミカゲはロキに対して盛大な怒りをぶつけようとするが失敗に終わり、淡い光に包まれたと思ったらダンジョンにある自身の部屋へと戻っていた
「あいつ…まぁ、良いか…んじゃ、ヨル!リル!」
そう言って、2人を召喚する
「みんなお疲れ様!!それじゃ、初めての戦争に勝利したお祝いでもしようか」
「はい!!!」
「やった!!お肉!!」
ミカゲは2人を召喚すると直ぐにそう告げ反応もいい事から準備を始める
ミカゲは等価交換で元いた世界の食べ物等を取り寄せて料理を行い、ヨルとリルはテーブルのセッティングを行う、そして準備が終わると3人で席に着いて乾杯をする
「それじゃ、戦争の初勝利よ祝って乾杯!!」
「乾杯…?」
リルが首を傾げるとミカゲは丁寧に説明をする
「これから美味しいご飯を食べるよって挨拶でコップを軽く重ねるんだよ」
「へぇ〜、マスター乾杯!!ヨルも!!」
「はい、乾杯!」
それから楽しい食事の時間は直ぐに過ぎていきリルが寝息を立てる中、ヨルとミカゲで片付けを行う
「ミカゲ様もお気になさらずにお休み下さい。ダンジョンもこの時間帯では、特に問題ありませんし。」
「まだ、やる事があるから手伝おうかなって。ヨルにはその間ダンジョンの方を任せたいんだけど良い?」
「はい、では直ぐに片付けを済ませましょうか。」
そう言うとヨルは手早く片付けを始めて最後の食器を洗い終わると、リルを連れてミカゲと別れる
「それじゃ、本当の戦利品を頂こうかな。」
そう言うとハシモトを召喚する
「い、生きてるのか?」
そう言って、自身の体を触りながら確認するが、ミカゲは無慈悲に宣告する
「でも、これから死んでもらうけどね。」
「な、何で何だ…僕はダンジョンマスターだけ合って使えるぞ」
ハシモトは声を震わせながら問う
「言う程君って使えないんだよ?ステータスを見る感じにめちゃくちゃ欲しい!っていうのも無いし…何よりも、初心者狩り好きじゃないんだよね」
それだけ告げるとミカゲとあるスキルを発動する
「僕の持っている、スキルで等価交換ってのがあるんだけど。このスキルって指定しないで使用するとガチャみたいな機能になってランダムで何かしら手に入るんだ。」
「だ、だから何だと言うんだ?」
「それでね、対価として捧げた物が高価であるほど貴重なのが出やすいんだよね。ここまで、言って察せない程じゃないでしょ?」
「そ、そんなの狂ってる!!」
「そんな事言われても…君って誰かの支配下?同盟状態に合って強くなろうとしてたんでしょ。これで2度目だけど弱者を狙って行動を取る考えは僕が最も嫌悪する考え方何だよね。僕から言わせるとそっちの方がよっぽど狂ってると思うよ。」
不意にミカゲは前の世界での記憶が蘇るがそんな事は気にせずに言葉を続ける
「だから、そんな君に容赦何てしない」
その言葉を最後にミカゲは等価交換を発動する
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