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スーパースター

久しぶりの投稿です笑

思っていたより、高校が忙しくて、なかなか投稿できませんでした。゜(゜´Д`゜)゜。

これからも、ちょくちょく投稿していくつもりです!

 

 玄関を開け、雨の降りしきる外へ出る。

 家の前にはすでに、シルバーのワゴン車が

 止まっていた。私は、雨にぬれないように

 急いで車に乗り込んだ。






「おはようございます」

  

「おはよう、みこと」

 

「今日は、日の丸テレビで9時から特番の撮影

 で、それ終わったらこの前撮影した雑誌のイン

 タビューだから、ちょっとハードかも」

 

「うん、頑張ります笑

 今日の特番って、泉さんも出演するんですよ 

 ね?」


「そうだね。泉さんは大御所俳優さんだら、  

 スポーツバトルには出ないと思うけど、

 スタジオにはいると思うよ。

 みことは本当に泉さん好きだよねー笑」 


「はい!大好きです!!」



 "泉さん"こと泉俊明(としあき)さんは、

 名脇役として有名な俳優さんで、ドラマや映画

 には欠かせない芸歴40年を超える大御所俳優 

 だ。

 重厚感のある演技で、いつも物語を盛り上げ、

 個性的で渋い魅力に溢れている。


 私が初めて泉さんに出会ったのは、13歳のとき

 だ。

 当時、私が初出演を果たした映画

 ―虹色の涙―

 で、わたしは余命わずかな少女、泉さんは少女

 の祖父役を演じた。

 泉さんは、演技に慣れない私にたくさんのこと

 を教えてくれ、休み時間には面白い話をたくさ

 んしてくれた。


 ちなみに、この時に日本アカデミーー賞で、

 私は最優秀主演女優賞を。

 泉さんは、最優秀賞助演男優賞を受賞した。


 そのあとも、何かと共演が多かったせいか、 

 今では、なんでも相談できる間柄だ。  




  




 …今日は、なんとスタジオに国民的アイドルグ

 ループCRESCENT(クレセント)さんが

 きてくれていまーす!!…


 車のテレビから声が聞こえてくる。

 ―今は7時だから、"アラームテレビ''か―


 …おはようございます!CRESCENTです!…


 テレビの画面に黒と青を基調とし、三日月をワ

 ンポイントととした衣装を着た5人の青年たちが

 現れる。


 ―あ。川瀬くんだ。―


 川瀬拓真は、今や国民的アイドルグループと言

 われる大人気グループCRESCENT のセンター

 で、私と同じ芸能学校に通っている高校1年生

 だ。(お互い忙しくて、ほとんど学校で、会わ

 ないけど)


 …いやー、朝からキラキラしてますなー。…


 …ありがとうございます笑…


 …水科さん嫉妬ですか??笑笑… 


 …僕も、昔はキラキラしてたんですけどねー

 いまでは、違うところが輝いちゃってテヘ…


 メインキャスターと、アナウンサーの会話に

 スタジオに笑いが起こる。 


 …それでは、今をきらめくCRESCENTさんに先

 日リリースされた新曲を歌っていただきます…

 

 …CRESCENTさんでEvery Dreams…




 …「 What do you want do??〜 




 望む未来 目指す夢 それぞれだけど 

    みんなで掴もう every dream〜






              We can get it」…



「いやー、やっぱCRESCENTはレベルが違うな 

 笑」  


「どうしたんですか?急に」


「いまの見たろ?

 カメラ目線、動線、集中力、舞台マナー。

 今、日本のアイドルでどれをとっても、  

 CRESCENTに敵うグループは、いないん

 じゃないかな。

 しかもCRESCENT は各テレビ局に冠番組   

 までもってる。」


「まだ、デビューして2年くらいしか、

 経ってないのに。。。」


「うん、なかでも、、、川瀬拓真は別格だよ。

 彼は、アイドル活動だけでなく、演技でも

 頭角を表してるし、番組の司会を務めたら、

 超一流だからね。まさに、スーパースター  

 だよ。」


「川瀬くんて、そんなにすごいんですね」


「あれ?そうか、同じ学校だったね。

 でも、みことも同年代の女優たちとは比べ物に

 ならないほどの知名度あるからね??笑」


「本当ですかーー?笑」


「うん、本当だよ。

 とにかく、CRESCENTの事務所はこの時期

 スキャンダルとかは絶対起こしたくないだろう

 な。。。一度、スキャンダルを起こしただけで

 も、かなりのイメージダウンになるからね。

 みこともだけど。」


「私はだいじょーぶですよ、仕事一筋なんで。」


「うちの事務所は、恋愛禁止ってわけじゃない 

 から、自由だけど、もしもの時は必ず教えて 

 な。」


「はい、」





―スーパースターか。。。負けたくないな―


 

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