第18話・決戦前の合流
第18話・決戦前の合流
完全に腰砕けの兵士数人と共に立つザーヴァは、一人自身を挟むルシアとシアナを交互に見る。
「な、なんなんだ貴様ら…空色の翼の堕天使?紺色の黒の力?奇跡とでも言うつもりかふざけるなっ!!」
動揺しているザーヴァだったが、それでもまだマシだった。
並の兵士なら百単位でも相手にならないグランナイツでさえ、恐らく届かない力の奔流が二つ。
それが纏めて敵に回っている現状で、無理して立っているほどの意思など、その辺の兵士にある訳がなかった。
「シアナはともかく、悪魔の俺に奇跡なんかある訳がない。」
「な、ならば何だと…」
答える義理もないルシアだが、さりとて人を嵌めて進むつもりもない。
大した私事とも違う為、素直に答える。
「ただの修行の成果だ。」
「そんな悪魔がいてたまるかぁっ!!」
叫びながら風と共に跳躍するザーヴァ。
追撃しようとした矢先、周囲の兵士を巻き込むことも気にしないように屍天使が火球を放ってきた。
次から次へと連射する屍天使。
それを、シアナが空色の光の弓を引いてかき消していく。
ルシアは連射に集中している間に屍天使目掛けて跳躍し、その腹部を殴りつけた。
感触から悟る。
屍と付けられた位だ、何をどうしても治る…生きている状態じゃない。
「すまない。」
ささやくように謝ったルシアは、腹部に入った左拳を引きながら、右拳で屍天使の後頭部を殴りつけた。
今度は、黒の力込みで。
頭が爆ぜる。
遺体の腐敗は感じさせないが、脈動しているような健康さも感じられない、異常な血肉を散らして落ちていく屍天使の身体。
見上げながら、シアナも何となくルシアが屍天使を葬った理由を察したのか目を閉じて…
空に、魔法陣が出来た。
「な…この力…」
魔力だが、力を感知したシアナが空を見上げる。
それは、優れた魔法の使い手であるザーヴァをして、ありえない力のものだった。
ザーヴァは、家屋の上で自身で傷つけた右の掌から流れ出る血を握り潰すように拳を作り、魔法を形成する。
命を直接燃やし、自身のキャパシティ以上の魔法を行使する邪法。
最悪死ぬ、それでなくても命には間違いなくダメージがあるそれを、ザーヴァは険しい顔で進めていた。
(こんな…こんな化物を…皇帝に近づける訳には…)
得体のしれない堕天使と悪魔。
間違いなく強大な力の塊。
グラムバルドへの敵対者。
そんなものを、止めるどころか既知のあらゆる物を外れた新たな力に目覚めさせるなどという失態。
手段を選ばず敵を排除することを旨としているザーヴァにとってそれは許しがたい失態だった。
故の邪法。
展開された魔法陣は、転移陣。
星外から天体を呼び寄せる狂気の術。
「メテオフォール!!!」
大きさこそ家程度の代物だが、空から落ちる落下の力を伴ったそれは、着弾すれば村など一撃で砕く岩塊。
それが、空に呼び寄せられる。
「っ…ダメ…さすがにアレはクリアディバイダーでも…」
それでもと飛んだシアナは、村を背にして浮かぶ。
直後、そのシアナを超えるようにルシアが跳んだ。
「足場!」
「っ…は、はい!」
シアナは、ルシアに向かって空色の障壁を展開する。
自由落下に伴って障壁に足をかけたルシアは…
高速で向かってくる岩塊目掛けて跳躍した。
絶望を抱え空を見上げる地上の兵士達。
空色の光と紺色の闇が、岩塊を覆うように広がり…
「錬黒掌!!!」
岩塊に、ルシアの掌が衝突した。
直後、ルシアはシアナの傍を通り過ぎて背中から村の広場に落ちて、土煙の中にその姿を消した。
横目でそれを見送りつつ、破片になって降り注ぐ石の雨を広い防御幕で受けて止めるシアナ。
防ぎきった所で、シアナはルシアの落ちた場所を見る。
さすがに、上空から隕石と打ち合った衝撃で吹っ飛んだ先、地面にめり込み土ぼこりを巻き上げていた。
(ただで済んでいない所を兵士に囲まれでもすればさすがのルシアも危険だ。)
そもそもあの勢いで叩きつけられればそれだけでも危ない。
シアナは真っ直ぐに土ぼこりの中に飛び込んだ。
「ぁ…かっ…」
一方、家屋の上で魔法を放った体勢のまま、ザーヴァは痙攣していた。
邪法の反動で口から血を吐いて、全身が軋むような痛みを発しているが、痛みの方はザーヴァに届いていなかった。
完全な化物。
自身すら死んでいる筈だったのに生きている理由が頭で整理できず、ザーヴァは、家屋から飛び降り逃げだした。
消耗の激しい身体を引きずって、目的の整理もできないまま南下してグラムバルド本城を目指す。
「全く、よくもやってくれたな。」
「っ…ぁ?」
荒れた大地。
遮蔽物が地形程度しかないその場で姿を見せた陰に硬直するザーヴァ。
その者以外着たら動けない黒一色の重鎧。
回らない頭ですら、どう見てもヴァルナートだった。
「一体何をしに来たと…」
「貴様の処断だ。」
「は…」
呆けるザーヴァに向かって、大剣を真っ直ぐに持って突きつけるヴァルナート。
「後回しになってはいたがな、まさか元ランヴァール領内の村ばかりかグラムバルドの村ごと破壊しようとは、つくづく度し難いが…」
突きつけていた剣を引いたヴァルナートは、遠く離れた村の方角を見る。
遠くからすら見えた、隕石とそれを砕く翼の彩り。
「ルシアとシアナの覚醒に一役買った褒美だ、一撃先制を許してやろう。俺を倒して生き延びて見せるがいい。」
「は…」
剣を引いたヴァルナートを前に、避けることが不可能と悟ったザーヴァは、その手に魔力を溜め始める。
「…いくら貴様でもアレに勝てるとは思えんがな。」
吐き捨て笑みを浮かべたザーヴァは雷撃を放つ。
丸見えではあるが、速度というより威力を重視したそれは、本来なら金属相手なら通電にてダメージが通るとの判断で、あながち間違いでもなかったのだが…
「いらん心配だ。」
ヴァルナート相手には無意味だった。
重鎧に大剣にも拘らず剣閃が見えない一撃が雷撃を両断して、返す一閃で胴から真っ二つになったザーヴァが地面に落ちた。
「勝てる敵を殺すだけの作業に飽きていた所だ、久しぶりに全力を出すとしよう。」
斬れ潰れたザーヴァには最早目もくれず、ヴァルナートは踵を返し村を離れた。
視界を完全に遮る異常な土煙の中に身体を落としたシアナは、力の反応を頼りに土煙の中心に向かう。
が、その必要はなかった。
内側から、土煙が吹きとんだ。
「わぷっ…」
まともに顔に襲い掛かってくる土煙から顔を庇うシアナ。
全てが晴れると、ルシアが立っていた。
クレーターのようにへこんだ地面の上に立って、肩と腕を上下させてダメージを確認するルシア。
シアナは、そんなルシアに寄り添うように近づいた。
「大丈夫ですか?」
「…あぁ、俺はもう負けはしない。」
小さく掌に編み上げた、静かな黒い力の塊を握りつぶすように掻き消してシアナを見るルシア。
「怪我人を診て、まだ何かする気なら取り押さえる。話はその後城に向かいながらだ。」
「あ、そうですね、急ぎましょう。」
そして、二人が削れた地面から出ると、武器を取り上げた村人が怪我をして動けなくなっている兵士に振り上げている姿を目撃する。
「っ!」
シアナは、咄嗟にその背に空色の翼を展開して村人の武器を止める。
唐突に自分の前に現れた光の壁に驚いた村人は、そこでようやくそれがシアナの所業だと気づく。
「待ってください、彼等は私を狙う仕事をしていただけの貴方方の国の兵士です。責めるなら私で彼等じゃない筈です。」
「ふ、ふざけんな!」
怒る村人に向かって歩むシアナ。
ルシアは少し離れて様子こそ見ていたものの、それを止めなかった。
「こんな滅茶苦茶しやがった連中を何で許せるってんだ!」
「大体貴女よそ者の堕天使の癖にうるさいのよ!!」
「お前が狙いだって言うならお前が責任取るのか!?」
一切の力を振るわずに立つシアナに向かって掴みかかりそうな勢いでまくしたてる村人たち。
そんな所に、つかつかと近づいてくる人影が一つ。
「お前らいい加減にしろおぉっ!!!」
ルシアを通り過ぎてシアナの背後から叫んだのは、シアナが屍天使の攻撃から助けた少年だった。
「ロウ!お前大人に向かって」
「誰が大人だふざけんな馬鹿!黒いにーちゃんが庇ってくれなきゃこの辺の家全部壊されて、天使のねーちゃんが助けてくれなかったら俺だって死んでたんだぞ!二人が助けたいって言うのになんで引きこもって何もしてなかった奴に馬鹿にされなきゃいけねーんだよ!!!」
大人。
それを理由に言う事を聞かせようとする村人に、少年ロウは純粋に理不尽に怒る。
「そりゃこの国の敵だから」
「じゃあお前ら兵士の代わりに二人と戦えばいーじゃねーか!ほら!やってみろよ!!」
そして、今度こそ何も返せなくなった。
国最強だろうが怪しいルシアや同等の何かであるシアナ相手に鎌や鍬でちょっと体力がある程度の村人が喧嘩。思考の余地なく不可能事だった。
「おかしいだろ…なんで殺されかけてるのに皆に怪我させたくないって言う二人をお前らが罵倒しなきゃならないんだよ。」
「…ありがとうございます、ロウさん。」
叫びながら泣いているロウに向かって寄ったシアナは、しゃがんだ上で頭を下げた。
大人も子供もない、ただ自身を真っ直ぐな理由で庇う者に対しての礼。
そして、改めて立ち上がって村人たちに向き直ったシアナは、腰から深々と頭を下げた。
「私たちは故あって皇帝にお話を通したくこの国に来ました。その際に村の被害についても対応を願います。必ずどうにかしますので信じて頂けないでしょうか?」
全く必要のない真摯な願いに、さすがの村人たちも面食らう。
「…兵士の手当をするなら外でやってくれ。」
「ありがとうございます。」
とどまって怪我人の手当をする事を、一人の中年の村人が許し、やがてまばらに解散していく。
「シアナ、俺は少し山に戻って食料を探してくる。」
「はい、今の私なら何かあれば感知できるでしょうから、あまり心配はしないで下さい。」
力の感知は出来るルシアは、シアナの返答に頷く。
空色の四翼を取り戻したシアナは、力だけならルシア以上にすらなりかねないほどだった。
異常があれば知覚できる。
ルシアは村の出口に足を向け、とどまってロウを見る。
「シアナを頼む。」
「え…あ、あぁ!任せろ!!」
ルシアに頼まれて力強く頷くロウ。
それを見て、ルシアは山へ向かって駆けだした。
「…では、すみませんがロウさん、怪我の個所や度合いを聞いて回ってくれませんか?酷い方や止血の必要な方から治癒していきますので。」
「分かった!」
シアナに頼まれ元気よく動き出すロウ。それを見て、シアナは翼を広げとりあえず手近な兵士の傷を癒し始めた。
村から出て、山中に入りかけた時、ルシアは木の陰に感じた力に足を止める。
そうするのが分かっていたかのように姿を見せたのは、カークだった。
「…また勝負か?」
「その前に一つ聞きたい。さっき見えた力は明らかに今までと違うものだった。お前に何があった?」
『お前に』と言い切るカークに肩を落とすルシア。
どう考えても確実に変質したのは空色の翼になったシアナの方で、ルシアは安定した程度で力の質は特に変わっていないのだ。
にも拘らず、ルシアにしか興味のないカークに呆れと感心が入り混じった気分になるルシア。
敵である以上、何も答えないのが計画的。
だが、それ以上に大切な事があった。
「答えが出た。先生の事も含めて、色々とな。」
それは、孤児院を共に過ごしたカークへ答えを告げる事。
内容の全てを語る必要があるかはともかく、このことそのものだけは伝えなければならなかった。
カークは微笑んだ。
それは、ルシアを見る度牙をむいていた彼にしてはあまりにも意外なほどにやさしげな笑みだった。
「あのいい加減天使が先生の代わりなど馬鹿げた話だが、お前がそう言えるなら馬鹿にもできんか。」
「代わりじゃない。」
「ふん、お前がグダグダしなくなる原因なら、先生かあの天使だけだろう?他人の代わりなどいないとか、そんな説法じみた話はどうでもいい。」
一蹴したカークは、今度は笑みをなくしてルシアを見る。
「あの力は何だ?」
「悪魔の力の衝動に、俺の意思、願いが勝った結果だ。全力で戦ってもけだものに成り下がらなくて済むようになった。」
「…なるほど、手加減とも本気とも違う感じはそのせいだったのか。出す訳にはいかない力を出せるようになった…と。」
カークは、納得したように頷くと歩き出した。
剣は抜かない。
「…いいのか?」
「やる事が出来た。城で待つ、皇帝に会いたければ今のうちに俺を後ろからでも倒しておくがいい。」
「お前…いや、いい。全部済ませておけ。」
ルシアの返しに微笑んだカークは、近場につないであった馬に跨ると、走らせ南下していく。
その背を少し見送って、ルシアは再び山に向かって駆けだした。
一通りの治療を終えたシアナが一息ついていると、そこに巨大な熊を背負ったルシアが村にやってきた。
「えーと…」
「重さはどうという事もないが、大きすぎて面倒だったな…」
こともなげにその熊を放るルシアに苦笑するシアナ。
3桁を超える重量のそれは、小さな村に入る程度の人数なら一人1kg食べた所で余るほどの量。
一緒に兵士との仲介にばたばたと駆けまわっていたロウは、見たら逃げる獣を獲物として連れ帰ったルシアを驚きつつも目を輝かせて見ていた。
「うっわ、すっげぇ…」
「村も食料に余裕がないんだろう?調理できる村人に捌くよう頼んでくれ。兵士に食べる分があれば後は村で好きにしていい。」
「え…あ、あぁ!すぐ行ってくる!!!」
慌てた様子で駆けだすロウを見送って、ルシアはシアナを見た。
「…余力はありそうだな。」
「はい。どういうものなのか、あんまりわからないんですけどね。」
自身の背の、空色の翼を眺めて告げたシアナは、その翼を消す。
黒く染まった時にはできなかった展開と消失。それも含めて自由になっていた。
「…恐らくお前が優しいからだ。」
「根拠もなく優しい事を言うようになりましたね、気持ちは嬉しいけど貴方らしくないですよ。」
「根拠ならある。普通の人間に使えない神術だが、シスターなどの神職で敬虔な者は癒しの術を使える。」
「ぁ…」
地上にいる罪に汚れし者にも拘らず天使に近い力が使える、祈りと慈愛の使い。
人の痛みを憂い敬愛を忘れない清らかなる者が持つ力。
「お前がその翼を満たすほどに資格を持っているんだ。魔性の力なら魔界で修行した俺が判別できない訳がない。」
ルシアに断言され、光の弓を展開するシアナ。
空色に変わった光の弓を撫で、シアナはそれを掻き消す。
「ルシアの方は…」
「…今の今まで逃げ回っていたものに、ようやく勝てただけだ。」
「そうですか。」
自分の事はみっともない風に告げるルシアに、自身の空色の翼を素直に褒められなかったシアナは責めるような事は出来ず微笑みかけた。
唐突に、強大な魔法の反応。
そして…
「ってうおぉ!」
「うわっと…地面に着地したままじゃないのですね。」
唐突に、四つの人影が二人の傍に降りた。
転移術なんてものは壮大な準備をした上で高い実力者のみが行使可能な魔法。
つまりそれは予定通りのひとが来た事を示すもので…
その中に、ありえない人影を見たシアナは目を見開いた。
「皆さん!…って…フォルトさん!?」
「…すみません、心配おかけしました。」
聖剣を腰に、微笑んで頭を下げるフォルト。
「グランナイツの山脈進行を防いだ剣士はお前だったのか。」
「落ちた後、山頂で天使様に助力をいただけました。人間の争いに直接手は貸せないものの、父の魂の遺恨を晴らすためとかで。父と修行して、持ったまま死んだ聖剣を継承させて貰いました。」
天使の話を考えれば、戦争に関わるはずもない。
それでもフォルトに力を与えたのは…
「多分、父の魂の遺恨を晴らすって言う言い訳でシアナさんを助けたかったんでしょうね。」
「フォルトさん…」
祀っている相手と言うには少し失礼な物言いに苦笑するシアナ。
フォルトのそれは、誤魔化してシアナの為に動いてくれた天使への感謝と敬意からくるもので、シアナにも何となくフォルトが嬉しそうなのが感じられていたためあまりとがめはしなかった。
「ったく…死にぞこないと盛り上がらないで欲しいわね…」
と、今まで声も上げなかった影が発した声に一同は視線を向ける。
隠すこともできずに表情を歪めているマスティだった。
「大丈夫か?」
「まだ大丈夫です。」
本を閉じて懐にしまったマスティはルシアの問いに作り笑顔で返した。
シアナは、顔を歪めて自身の手に光を灯す。
「完全に治せるかはともかく、浸食を止めるくらいなら今の私なら出来ます。」
空色の四翼。
シアナの背に展開されたそれを初めて見た一同は、その光に目を奪われた。
「あんた…それ…」
「お願いしますマスティさん、私は貴女を失いたくないです。」
真剣な表情でマスティに治療を受けるよう頼むシアナ。
幾らか、シアナを見返していたマスティは、笑みを漏らして首を横に振った。
「ありがとね、シアナ。」
「っ…お礼なんて」
「無理矢理じゃなくて聞いてくれたからよ。人を救いたくて悪魔にごねてたアンタなら聞かずに祓いそうなもんだと思ってね。」
マスティの言葉にシアナは目線をそらした。
人を救う者としては失格なのではないかとか、それでマスティが生きていられるのなら彼女の礼など無視して無理矢理治療するべきなんじゃないかとか。
それでも、シアナにそれは言えなかった。
自分だって正しい理由を捨てて来たのに、マスティの意思は排除するという気になれなかったのだ。
「あのー…天使様方?鍋作ったから来てくれって…」
「…はい、ありがとうございますロウさん。」
食事の準備が出来た事を伝えに来てくれたロウに従って、一同は村人の用意してくれた食事を食べる事にした。
その夜。
グラムバルド城の一室に、一つの剣と一つの人影があった。
あるだけで異質な存在感を放つ剣。
それは、ただただ使用者に力を与える事しか考えられていない、それ以外の全てを喰らいつくす剣。
影は、迷いなくその剣を手に取った。




