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天まで羽ばたけ折れた翼

作者: 秋雨そのは

 小鳥は自分の体より大きな未来へ嘆く


 飛びたい、青き空へ羽ばたきたいと


 飛ぼうとする翼は何度羽ばたこうとも天へ舞い上がることはなかった


 小さき者は目に見えない、荒波へ飛ばされ尖る地に叩きつけられる


 同じ羽根を持つ彼らは自らの翼で飛べるのに、自分は飛べない



 小鳥は諦め、飛ぶのを諦める


 視線は冷たい地へ向けられていた


 一滴も落とせない雫は誰にも止められる事はなかった


 黒き死神が群れを成してやってくる


 飛べない鳥には何も抵抗できずに喰われ


 意識が飛ぶ瞬間、大きな影が狩人を追い払う



 目を覚ます小鳥は、暖かな感触に死後だと感じ


 それは願わず、立ち上がる身は冷たい傷が現実へ戻させる


 籠の先で覗く姿は、天から見た地を歩く多くの人


 呑まれる闇は風を吹くが、鳥に理解及ばない


 開口される扉は、空へ誘っていた


 小さき体は竦む、また同じく羽ばたくことが出来ないと



 小鳥は飛び出せず、黒い鳥籠の中で飼われる


 人は、身を案じて暖かな体を日、またいでも来る日来る日と寄せた


 言葉の壁を越えて鳥は励まされ、決意する


 再度この大空へ羽ばたきたいと


 体は傷が癒えず、恐怖は上回る力でやってくる


 小鳥には諦めない、側にいる大きな人に見せる為に



 何回も、何回も地に落ちた体は冷える


 意思は体を燃やす勢いで上がる



 そして鳥は


 飛んだ


 地で見る人へ感謝し、天へ、空へ、自由へ飛び立った



 人は涙を流して見送り、鳥は先へ飛び立った

詩なんても書いたことありません!

不器用すぎて笑っちゃいますね……

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