共同(笑)&配役(上)
登場人物
「 」:会長三年。島 隼人。何時でも冷静沈着。変わり者。
『 』:副会長二年。早川 梨花。何時も誰かに突っ込んでいる状態が多い。分かりやすい。
〔 〕:書記三年。三江 泰雅。お調子者。チャライ。以外に手先が器用。会長と気が合う。
[ ]:風紀委員長二年。冨山 愛佳。ドジと言われているが結構何でもできる。
また出てきたら紹介しまーす。
「きょうどうしようか。」
『今日どうするって。活動決めてないんですか?文化祭についてじゃないんですか?』
〔そうだね。きょうどうしようか。〕
『あの聞いてます?人の話を』
〔ごめんごめん。聞いてなかった。〕
「正確には、文化祭の話をしているのに『文化祭についてじゃないんですか?』という間抜けな答えが返ってきたのでスルーした。」
『私の答えのどこが間抜けなんですか?!(イラッ)だいたい今日の活動決めてない方がダメでしょ。』
「誰が決めてないって言ったのだ?僕の目の前に連れてきなさい」
『会長自身が言ったんじゃないですか。』
「僕は、今日の活動を決めてないといったかね?書記」
〔残念ながら俺は聞いてないよー〕
『今日の活動を決めてないとは言ってません。今日どうする?って言ったじゃないですか』
「・・・。」
〔・・・。(笑)〕
『何ですか?』
「僕らが言ってたのは共同する?共通の共に同類項の同って書く共同。」
〔プッ。ははははは、ひぃ。腹痛い。共同しよっか?ふふふふははははぁ。あーもうダメ俺。死にそうwww〕
『はずかしっ。共同しようか。今日どうしようか。全然違う~(涙)』
〔いひ、いひひひひ。ダメ、それ以上言わないで〕
「文化祭の演劇は、文化部だけでなく運動部も我ら生徒会も参加する、共同作業とする。いいな?!」
『・・・はい。』
〔いひいひっ。あはは、へへっ。うん。別にいひっ。いいけどっ〕
「うん。なら、生徒会からは副会長が参加してくれたまえ。」
『はい・・・。??え?むりむりむり。なぜに私なんですか?会長とか書記がやればいいじゃないですか!!会長結構イケメンだし。書記モテるし←小声』
「無理だ。←即答」
『ドウシテデスカ?』
〔だって、俺は運動部として会長は文化部として参加するからね♪〕
「うむ。そういうことだ。役所は・・・。まぁ自分で聞きけばいいさ」
『教えて下さいよ。』
〔経済部のかおりんが教えてくれるよー。〕
「あと、風紀の委員長も参加するらしい。副会長と同じぐらいのポジションだ。せいぜいがんばれ。」
『あんなドジに負けませんから。あとかおりんって宮木 香桜里先輩のことですか?』
〔うんうん。あとね、風紀ちゃんバカにしたらダメだよ。ねっ、会長〕
「あぁ。確か中学の時演劇部部長だったと聞いたな。」
『え。そうなの?』
「まぁ。せいぜいがんばりたまえ」
『・・・?!という事は、私なんか目立つ役もらってる?!』
「ふっ(微笑)」
〔ひひっ。←涙目〕
『そんな~。かおりん~!!!』
第二話終了 チャンチャン