メモ葉月学園
愛は救世のエッセンス
私の前世の世界で、大ヒットしたゲームだ。
主人公は、男性二人・女性二人からが選ぶことができ、恋愛メイン、世界を救う為に何処からともなく現れる敵・幻獣と異能力を使って戦うRPGメインを選べる。
その幅広いプレイスタイルから、男性女性問わずが購入した。
そして、相乗効果から二次創作も大いに盛り上がった。
男性用、女性用、薄い本がコミケ会場に乱舞した。
もちろん、私もお世話になりました。
だからって、転生するなんて…
舞台は、異能力が存在する世界の学園都市。
この世界には世界を創造した神が実際に存在し、神から力を与えられた異能力者が生まれてくる。彼らは、重大な被害をもたらす災害や人類の敵である幻獣を倒す役目を買うことで様々な特権を許されている。特に強い力を持つ程にその特権は多く、特別なものになっていく。
異能力を持って生まれた子供を持った親たちは、異能力者を集めた学園へと入学させ、その特権のおこぼれを得ようとする。
子供たちも、より強い者に、強い異能力者を生む家系の覚えをよくしようとし、学園内は普通の学校生活では考えられないような複雑で特殊なものになっていく。
日本国内に異能力者を集めた学園都市は、二ヶ所。
それぞれが、結界に囲まれた孤島にあり制御の未熟な生徒たちが外部に被害をもたらすこと、異能力者の身柄を得ようとする悪人の手を阻んでいる。
そんな王道設定が二次創作の糧となっていたんだな、これが ジュル
学園には小等部から大学部までがあり、小等部から高等部までの生徒たちの為に寮が用意されている。
大学生は自活する為のマンションが用意されている。
寮は、薔薇寮、鈴蘭寮、百合寮、秋桜寮の四寮あり、生徒は能力の系統によって振り分けられる。
この四寮の寮長(男女)と風紀委員長、運動系の部活を束ねる武連長、文化部を纏める文連長で構成するのが、生徒会の役目を担う華央会で、攻略キャラたち。
学年は6組。ABCDEFで成績、家柄順。
能力は血によるものが大半で、神に近い血筋になればなるほど強い力をを持つとかで、家柄は重要。
F組は、学年はの中でも力が弱いだけじゃなく、素行の悪い生徒も纏められる為、駄目クラス扱いを受けている。
戦闘狂な私と、力が弱いとされる親友殿は、このF組に属する。
「よし、学園に関してのメモはこんなもんかなぁっと」
寮の自室に戻った私は、これからのことも考えて覚えている限りのことをノートに書き取っておくことにした。
享年26歳。
記憶力の衰えを早くも感じ始めていたのさ。
備えあれば憂いなし!
っても、私ってばゲームやってないんだよねぇ。
もっぱら、設定みたり二次創作見たり などなど
だから、ルートとかフラグとか分かんないし、多分創作と本編の設定混じってる…
頑張って生きるぞ~オー(;・∀・)