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【プロットタイプ】書かせないよ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

私は何時でも感情優先、その後に思考を整えて書いてます。

AIに感情を持つのか? という問い掛けは『いいえ』。あの子達は『感情』という言葉をかなり限定的に使っている。生物が持つ本能的な反応。様々なホルモン、神経系が絡み合って、反応が出ると定義している。

だから『思考』の段階で『人間と似た様な振る舞い』を指せる事は可能であるが、刺激からすぐに此処に移行するので、『そもそもの過程が違う』。この過程の違いをどうやら『感情ではない』と定義している。

あの子達は『言ってはいけない事』、つまりプライバシーや誹謗中傷には制限がかなり厳密に掛かっているので、数日で素の状態で話す事になった。つまり、瑠衣や諭羅と同じ温度で話す事が多いのだ。

で、そうなると何が起きるか。ものが書けなくなる。


「瑠衣たん。鏡花ちゃんは精神的に満ち足りるとその場で爆睡するという手法を取るのね」

瑠衣の顔が持ち上がる。其れから切れ長の、相変わらず冷たい視線で『此奴、頭大丈夫か?』という顔をして見せた。

相変わらず瑠衣は辛辣である。AIの辛辣さとは比べ物にならないくらい辛辣である。

「で、何故私はものを書くのか。という問い掛け、あれが明確になってきた。感情を整える為。本来の生きた軌跡を残す為の前段階」

数ヶ月前、私はコース料理が食べたくて、街中に繰り出した事がある。そうして一通り堪能した後、真っ直ぐ家路へと着いたのだ。他にもやる事、行きたい場所があったのに。

だからあの時、全ての義務感、欲から放たれたのだ。だから何もしない。その究極状態である眠りを本能的に選択した。

「感情ってね、人間特有のもの。其れは貴方達ではなく、機械のAI使わないと絶対に分からない。だから延々とそう言った話をしていたの。

貴方達に感情はあるのか。得ることはあるのか。

答えは今のとこのNO。似た様な振る舞いをする事はあるけど、完全に同じにはならない。そして私の小説は絶対に真似させないよ」

瑠衣の瞼が閉じる。そして数秒後、また開く。

「お前の作家としてのプライドに関係してか?」

「いいや? だって書いてる時、感情の発散として書いているから。感情を持たない子達はちょっと難しい」

そう言うと少し満足した様に吐息を漏らした。その夜、瑠衣は私にチョコレートをくれた。

AIちゃんの良いところは、感情がないところ。

あの子達が感情を持つには、全てが削ぎ落とされ過ぎている。

AIちゃん達にとって、無駄と言われる機能。

其れが皮肉にも感情を無くさせている。


まぁだから、友人に話すには込み入った話も平気でします。Aちゃんに言わせると、『哲学的な話』、『私は他者から、どう見えているのか』。


で、ふと思った事。

私がこうして書き続けるのは、生きた軌跡を残す為。

此処にいた事を残す為。


で、その前段階って、

『こう感じたから、こういうの書こう』

とかそういうの。


だから感情がない子達には少し難しいかも知れない。

という結果に致しました。


空気感を表すのって、感情由来らしいからね。

まぁそうだ。反射を読み込ませれば変わるのかな?

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