2.恋愛の壁を教えてくれ
赤冨銘兎は自分が付き合いたい 齋西天音さんに嫌われたのではとずっと思い 家でも考えていた
そして彼は考えた
「愛とは壁なのか?」
赤冨銘兎は家で考えていた
「自分は本当に 齋西さんと付き合っていいのか?(迷い)」
そしたら赤冨銘兎の兄 赤冨星矢(26)が近づいてきた
そして星矢は銘兎にこう言った
「お前もしかして悩んでいるよな お前は俺とは違って学力は凄いし 運動能力も凄いし まさに 運動と勉学の天才だよな(笑)けど俺は 野球では お前と同等の力があるぞ それと恋愛についても…」
銘兎はこう思った
「今 兄貴…恋愛について強いと言っていたよな…それに兄貴は高校生の時、野球部で守備はレフト 実力は地域どころか 周りの県の高校の野球チームからも”地獄のようだ”と唸らせるほどホームランを大量に生産して、県の代表になれたチームがほかの県の代表とトーナメント形式で戦える オールベースボール大会に三年連続出場を獲得し、不可能と言われていたオールベースボール大会に三年連続優勝獲得出した化け物だし その時兄貴のホームランは名前が呼ばれれば100%出すことができるから 兄貴が一年生の時のあだ名が「鬼のホームラン大量生産」 二年生の時が「打たれたら終わる悪魔」 三年生の時が「オールベースボール大会に高校を確実に出し優勝を持ち去る大王」と言われていたっけ。そして兄貴が一年の時に野球球団に見つかって、兄貴が三年の時のドラフト会議の時 兄貴はほぼ全球団からドラフト一位指名だったような その時兄貴はバレンタインの時数百個以上はもらっていたような…それと今の俺と同じように女子から”付き合ってください”と言われていたような…けど人数が多すぎる…もしかしたら兄貴だったら何か知っているんじゃないのかな?」
彼は兄貴に聞いてみることにした。
「なぁ…兄貴?ちょっと聞きたいことがあって…」
星矢は不思議そうな顔で銘兎を見てこう言った
「どうした めい?いつもと様子が違うぞ もしかして恋愛…についてか?教えてやろうか?」
銘兎は驚いた顔をした
「えっ?なんで分かるの?」
と彼は星矢に聞くと星矢はこう答えた
「だって めいが 俺に緊張して話すとき 大体 恋愛か 怜那についてかと思うから」
銘兎は兄貴が超能力でも使っているのではと疑ってみようと思ったが違うと確信した
それと星矢はこう答えた
「もし 怜那のことではなく恋愛のことなら俺が知っている限り教えてやろう」
銘兎は星矢に”ありがとうございます”と言ってしまった
そしたら星矢がこう言った
「話は 俺が高校の時 たぶんめいに教えたのは俺の野球のことだけだったな それと俺がとてもモテモテでバレンタインの時全クラスの男子に無視され全クラスの女子にたくさんもらったこと しかし めいには 俺の恋愛話はしていなかった お前も高校生だし多分今頃女子に”付き合って”とか言われていそうだし…」
銘兎は心でも読まれているのではないかと心配だった しかし星矢の恋愛話がとても気になった
そして銘兎はこう言った
「兄貴 その恋愛話を教えてくれ 長くなってもいいから」
そしたら星矢はこう言った
「わかった。話は俺が野球を高校でも続けてやったこと 高校一年の時にあったキセキ 高校二年・三年の時にあった恋愛のことだ。飽きるなよ…。俺がそうだな めい と同じ年 だから10年前 俺は めいの通っている高校 愛咲学園高等学校 とは違く 名前は似ている 愛咲高校に通っていたんだ あの時の高校にはとあることがあったんだ それは野球がとても弱小校ということだ ほかの部活動は 県などで実力を出したりしているが 野球部だけ全然実力を出せずいつも地区大会一回戦敗退 オールベースボール大会からも遠く 地区大会優勝からも遠かったんだ その時俺はこの高校に入ろうと思ったのは 俺の実力をこの高校に出してみようと思ったんだ 俺は本当は中学校にいた時も強すぎてたくさんの高校から”私の高校に来てください”と言われるほどだったが俺は断った 俺はこの時から考えていたんだ それは 俺が5歳の時 テレビを見ると 愛咲高校が オールベースボール大会に出ているところを見ていたんだ 俺はこの時からこの高校に憧れていた 俺が中学三年の時”愛咲高校に入りたい”と担任の先生に言うと”もっと強いところへ行けばもっと強くなれる 愛咲高校だけは行くな”と言われていたんだよな しかし俺は担任に反抗した
「それなら 俺が この高校に入って 実力を見せます」
しかし担任は
「その高校は10年前の栄光は今はなく 弱小校だぞ 本当にそこはダメだ お前は 今よりももっと弱くなるぞ」
そして俺は少し切れ気味でこう言ったんだ
「それだったら 俺は もしこの高校で弱くなったら 俺は 高校卒業と同時に自殺します」
担任は少し驚いていたが”お前がそこまで言うなら”と納得した
そして俺が 愛咲高校に入ると聞かされた時 俺は 男子からも女子からも嫌われた
俺は不思議になってこう思った
「弱小校に入っても 実力でこいつらも驚かせてやる」
愛咲高校に入る生徒は大体 野球部で来る奴は少ない 俺はそれに挑戦してみた
そして俺は家に帰宅しテレビをつけるとそこには愛咲高校のことを特集しており 愛咲高校の校長がこう言っていたのがとても嬉しかった
「この高校に全国でも実力をだしている生徒が入るなんて嬉しいですよ それも野球部に その生徒には あの時の栄光を見させてもらいたいですね」
俺はこう思った
「絶対に高校に入ったら俺の実力で見せつけてやりたい」
そして俺は愛咲高校に入学した
俺は周りにとても目立った
その理由は俺は身長だ
俺は小学生の時は1.37mしかなかった。しかし中学校に入ったとき1.4mで卒業した時2.2m その中学校では歴代を通して背が一番高い生徒と決まった その時高校入学時2.21m 周りは低くて1.3mで俺を除いて高くて2.01m 俺は高校で誰よりも高かったんだ それと体重もだ その時は 100㎏は超えていたかな 高すぎたせいで周り生徒がよく見えた 胸が大きい子や髪の長い生徒とか たぶんこの高校に めい が 通っていたら やばかったと思う なぜなら 胸の小さい生徒や髪の短い生徒が少なすぎた めい からしたら 地獄のような感じだろうな しかし髪フェチとかの生徒は興奮ばっかりするだろうな だって長さ腰より上の人少数だったもん 一番多くて髪が太ももまであったかな 胸は…これを言うと変態扱いされるからやめとくわ
俺は周りから 巨人 と言われていたんだが俺は付き合いたい子がいた それは 同じ学年の5組にいる 山野哀澄さん 彼女は俺が一度告白したが振られたんだ しかし 俺はその子の言葉を忘れていなかった
「オールベースボール大会に優勝したら付き合ってあげる」
俺は燃えた
おれは一度愛咲高校の野球部を見てみた
それは絶望的だった
顧問がなんといなく 部員だけでやっているところを 俺はこう思った
「あの部員たちがかわいそう たぶん原因は これだな」
俺は野球部に入ったんだ
その時後二人俺と一緒に入った
一人目の名前は 愛崎昴だった 俺は驚いた なぜなら 彼は俺と同じ中学校で中学ではバスケをやっていたのに高校で野球をしようとしているからだ。それと後一人は 雛咲由加里さん 俺の通っていた中学校にはいなくたぶん違う中学から来たんだろうなと思った その子は野球部のマネージャーになりたいといった しかし野球部の先輩たちはこう言った
「ようこそ 今日も 強いやつ来ていないな 今日でマネージャーが3人目 新入部員が12人か」
その時俺は不思議に思った
「待てよ もしかしてこの野球部の部員自体悪いんじゃないのか?もしかしたら顧問はあきらめたのか それと俺を無視したよなムカつくな 実力で見せつけてやりたい」
俺はこう言った
「ちょっ もしかしてお探しは俺ですか?」
そしたら野球部の先輩は俺を見てこう言った
「お前身長デカすぎ そんなんで打てたら奇跡だろ」
俺はかなりムカついた そして先輩たちにこう言った
「それなら実力を見せてやりますよ」
そしたら先輩たちは”無理だろ”とつぶやきながら 一度 やってみるか?と言った。
おれは”はい”と答え一度実戦でやってみることにした
俺は先輩たちのボールの投げを予測した
そしてボールが来たのが予測できた
「カーブだな 球速は143㎞」
そしたら確実に球速143㎞のカーブが来た
俺はそのボールを思いっきり打った
そしたらそのボールは空高く飛んだ
俺は思った
「強く打ってしまった」
そのボールは学校の外に出た 飛距離は300m この学校では前代未聞の記録だ
野球部の先輩たちは顔を青ざめた
「強すぎる」
その一言が多く聞こえた
俺はこう言った
「私は先輩たちを含め全員を地区大会優勝、県大会優勝、全国大会優勝を見せてやります。」
そしたら全員が興奮した
先輩たちもこう言った
「ようやくだ あの時の優勝を見せてやれる時が来た」
俺はこう言った
「顧問はどこだ?」
そしたら先輩たちは青ざめた顔でこう言った
「私たち野球部の顧問は事故で死んでしまった それも お前らが入学してくる2日前…」
俺はこう思った
「もしかしたら 顧問は 待てよ 俺できるぞ」
そしたら俺はこう言ってしまった
「俺が顧問をします」
そしたら先輩たちは驚いていた
「お前にできるのか?」
その時俺は言ってしまった
「俺 中学校の時も顧問していました 」
みんなが驚いていた
その時 俺と同じ中学だった昴がこう言った
「星矢は 普通に 大人ですか?顧問の方ですか?と言われたことばかりありますよ」
俺はとても恥ずかしかったがみんなは”へぇ”と納得していた
その時 俺は昴がマネージャーの子に”星矢と付き合えよ”と言っていることに気づかなかった
そしたら俺はマネージャーに囲まれた それも全員女子だ
そしてみんな俺に”好きです”と言った
その時先輩たちが急に怖くなり
「星矢 お前後で 体育館裏に来い」
と言った
俺は終わったと思い マネージャーの子たちに 俺が卒業したら考えるよ と伝え 体育館裏に向かった
そして先輩たちがこう言った
「星矢 どうかお願いだ そんなにモテモテなら 教えてくれ モテモテになる秘訣を」
おれは”はっ?”と思った
俺は どやされるんじゃないのかと 思っていたからだ
俺は大会に勝てたら教えますというと先輩たちが赤冨先生 もっと強くなりたいです もっと星矢さんのように強くなりたいです
俺は先輩たちにきっちりと強くなる野球を教えた
そして 地区大会当日になった
一回戦は周りでは負けるだろと言われていたが五回戦で10-0でコールド勝ちだった
二回戦は俺のホームラン連発で 12-8で勝った
三回戦はまたもや俺のホームランで 13-7で勝った
先輩たちは”夢でも見ているのか?と言っていた
そして 準決勝 先輩たちの意地が出てまた 五回戦で13-2でコールド勝ち
そして決勝 俺はここですごいものを出してしまった
9回裏2アウト2ボール 5-8と負けている時 すべての塁は満塁ここで打てれば県大会出場 俺は 相手のボールを見た
「球速152㎞ ストレートで来い」
俺はまた予言をしてみようとしたら当たった
球速152㎞のストレートボールを俺は思いっきり打った
そしたらまた前代未聞な記録を出した
場外ホームラン 飛距離1.2㎞
会場の全員が驚いた
それも同じチームの先輩もこう言った
「飛距離1.2㎞って聞いたことがない すげぇ」
俺は 9-8 と勝ったがまたやってしまったと後悔してしまった
そして俺らは県大会出場
先輩たちは驚いてこう言った
「星矢 お前強すぎる たぶんお前は 学校の人気者になる」
俺は嬉しかった
そして県大会になった
なんと60チームいる
俺は 多すぎるがまあいいや
俺ら 愛咲高校はA~Jチームの中のCチームに入った
そのチームに入った先輩たちはショックを受けていた
このチーム やばい高校が二校ある
俺も見てみると 前回の県代表 前々回の県代表 の高校があった
俺は
「燃えてくる やってやるぜ」
と思った
一回戦は 5-1で勝利した
二回戦は 俺のせいで14-6で勝利した
Cチーム決勝戦 先輩たちはショックを受けた それも 前回の県大会優勝校だった
おれは
「一発でやってやる」
と先輩たちに言い二回戦が始まると俺は本気でやってしまった
二回で10-0になっていた
俺は代打もすべて俺にしていたからだ
そのため 何度も俺が出場した
しかし前回優勝校は9回までしたいといった
そして9回裏 俺らは100-1でもう勝利確実だった
先輩たちも喜んでいた
そして 俺がボールを取ると ゲームセットになった
点数は変わらず100-1だった
先輩たちは喜んでいた
次の日はA~Jチームの勝利者のみの戦いだった
俺は優勝してやる気持ちだった
一回戦Bチームの勝利者と勝負だったが 7-0で勝利
しかし次は 愛咲高校は決勝しかなかった
決勝戦 Jチームの勝利者と勝負だったが 簡単に 5回戦で10-0のコールド勝ちで県大会優勝
先輩たちは喜んでいた 俺も喜んだ なぜなら俺が5歳の時に見ていたオールベースボール大会に出れるからだ
それと俺は記憶に「オールベースボール大会に優勝したら付き合う」ということを思い出した
俺はオールベースボール大会当日を楽しみにした
そして当日
俺は驚いた
チームは40校だった それに不思議なこともあった
「女子校の野球部も出ているのか 長髪県の まっ あそこ 女子しかいない県だし」
俺は これに勝ってやると思った
そして一回戦は ちょっとやばい高校だった
「アルプス工業高校 あそこって 前回のオールベースボール大会優勝校 」
先輩たちはこう言っていたが俺がいることにホッとしていた
そして試合が始まった
俺はこの学校の球速に驚いた
「はっ 球速174㎞?速そうだな」
一度先輩たちの打つところを見ようとしたが早さに驚いた
「はっ 球速180㎞? 化け物ですか?」
そして俺の打つ番が来た
俺は一度見てみた
「球速178㎞~180㎞を出すぞこれ」
そう思っていると当たり俺はバントの準備をした
そしたら予測外れの球速189㎞のストレートボールが来た
しかし 俺のバントは間違っていなかった
ボールはバットに当たった瞬間そのままホームランになった
俺はなんと1点を取ったのだ
チームは歓喜に現れた
その後もチームは接戦で最終的に俺の貴重な一点で勝利が決まった
二回戦は女子校だった
俺らは驚いた
「髪長すぎだろ」
なんとグラウンドを端から端まで髪が届く子しかいなかった
俺はこう思った
「未来の最新育毛剤の効果?」
しかし俺は知らないふりをしておこうとした
なぜなら 俺が付き合おうとしている子はその県の女子だからだ
試合は白熱だった 女子校ながらホームランがバンバンと出た
最終的に30-28で勝利したが星矢はホームランで大体を取った
そのあと星矢は長髪県の選手に15時間永久に好かれた
三回戦は 驚いた
「おい ロボットは聞いていないぞ」
なんと最強ロボット軍団だった
俺は実はロボットにはとても強い なぜなら 星矢は ロボットを駆使しながら強くなったからだ
試合は 俺の強さがばれ 12-5で勝利した
次は準々決勝だったが 相手から 棄権で勝利した
その次の準決勝も 相手から棄権で勝利した
俺は思った
「決勝もこれになればいいのに」
そしたら決勝が始まった
俺は棄権よ来い
と思っていると棄権で勝利
愛咲高校はオールベースボール大会に勝利してしまったのだ
俺は嬉しかった その時 俺の付き合いたい人 山野哀澄さんが見ていた
俺はグラウンドから伝えた
「山野哀澄さーん 好きだ 付き合ってくれ」
サインは丸だった
俺はとても嬉しかった 」
銘兎は聞くのに疲れていた
「壮大すぎる」
星矢は銘兎にこう言った
「愛には高い壁があるんだ 俺は勝利ということで決めたけど お前はどうするんだ?俺はそれに触れることができないから心配だが決めたことにはしっかりと頑張れよ」
銘兎は心の中で”がんばろう”と思っていた。
登場したキャラクター
赤冨銘兎
赤冨星矢
山野哀澄
愛崎昴
雛咲由加里