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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悪の端

悪の華《ブラックギャングスター》

作者:感 嘆詩
 サイコロを振る手を幻視する。いつもの、人生の始まりに見る光景だ。生まれる前に、必ず、振り直しの利かない99~0の目の100面ダイスを複数振らされる。魂に刻まれた記憶、《心のノート》にはこう記されていた。

『出目で得られたポイントの許す限り、種族はデーモンハーフに設定しろ』

 何度も、同じ時代に生を繰り返す中で、デーモンハーフとして過酷に生きた時も、致命的にポイントが足らずヒトとして生き、冒険も挫折して穏やかに余生を過ごした時も、必ず死の間際にはこう記されていた。
 理由は知らないが、辿り着くために必要であるならば、今生の私もそうせねばならない。

 全て振りきる。

 出目は、全部が99。

 過去にどれだけ試行したのか知らないが、滅多にない幸運だろう。これだけのポイントでキャラクターメイキングをすれば、今度こそ辿り着けるのではないか。

 心のノートをめくる。一番最初の項を、擦りきれたそこを読んだ。

『ダンジョンの最奥を目指すこと』
『可能な限り生き続けること』

 もう記した理由もわからないが、これだけは、魂に刻み付けねばならない。

・種族を選んでください

禾穀(カコク) ヒト
芭蕉(バナナ) ヒト
郁子(ムベ) エルフ
悪実(ゴボウ) ドワーフ
野老(トコロ) ノーム
蕗冬(フキ) ゴブリン
附子(プシ) デーモンハーフ◀️
昆布(コンブ) ドラゴニート

extra
狗尾草(エノコログサ) コボルト


・あなたの本質は


中立
悪 ◀️

・職業を選んでください

▶️盗賊系

忍者大名
神罰執行者
怪盗紳士
おしゃれ泥棒
悪漢     ◀️





※カクヨムさんにも投稿しています

現在、『非難轟々!?B(ad)-T(rip) TRAIN~夢幻列車へ』をぽつぽつこちらにも移しきます。
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