あ、宅三忘れてた。
色々あって秘密基地が完成した。
しかし天守閣から足を滑らせ宅三は落ちてしまった。
「いってーーーーーー、なんでお前落ちないの?」
「いや、だって俺、逆立ちだから」
5分後宅三は何も話さなくなった。
危ないと思った織田は急いで通報した。
すぐにサイレンの音が近づいてきた。
「もしもし?織田くん?どうしたの?」
電話の相手は黄姫だった。
今更かもしれないが織田はアホだ。
いや、高さ20メートルの天守閣を作るのだから天才かもしれない。しかも逆立ちで。
「急いで来い、宅三が落ちた」
「えー?なんで行かなきゃいけないのー?」
「お前の彼氏だろ?」
「んーと、宅三くんとは、罰ゲームでだから、そうゆうわけじゃないよ」
宅三は騙されていたのだった。
女子6人で誰が一番動物っぽいかというゲームで黄姫が反則ということになって負けになったからだった。
「待ってろ、今から行く」
織田はチャンスだと思い急いで黄姫の家に行った。
「さっきから織田くんへんだよ?」
「いや、そんなことない。黄姫さん、付き合ってください」
「はい、喜んで!!!」
まさかだった。
「ねー、どこか行こ!」
「お前ってほんとロバだな。今何時だと思ってる?まだ朝の2時だそ?どこもやってねーよ」




