ICE PLANET WORLD END①
読みづらい所があるかもしれませんが、
初心者ですので、
ご了承下さい。
「なぁそこのお姉さん、俺らと遊ばない?」
夜の都会。今日はいつもより賑やかで、若者達の笑い声や話し声がよく聞こえる。そこに男が三人、女性を誘っていた。三人は髪を染めていて、チャラ男という言葉が似合う人だ。
「すみません、私は今──」
「ねぇ、いいじゃんいいじゃん」
女性は断ろうとしたが、半ば強引に連れていかれる。女性はマフラーやコートなどの冬物を着ている。まだ10月の終わりだから着るには少し早い気がする。
「あ、あの──」
女性は断ろうとする。しかしその声は彼らには届いていない。
そして、どこか分からない路地裏まで連れてこられた。
「私、すぐやらなきゃいけないことがあるので──」
「そんなことどうでもいいじゃん!」
一人の男が女性の手を掴んだ。
「うぉあああああぁぁァァァッ!」
「どうした!?」
「寒い……!寒いんだ……!」
男が一人、その場で倒れた。うずくまって、凍えている。
「おいてめぇ、何しやがった!」
二人がかりで女性に向かって殴りかかる。女性は手を前に出した。大きな氷柱のような、氷でできた槍のようなものが二人を貫いた。
「すみません、急いでいるので。」
女性はその場を後にした。倒れた男はもう動かない。