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毎日の葛藤  作者: 會野 旦乃
2025.5、6
9/18

25.6.10 最初に触れるのは―

いわれてみればさ―。

子供の頃、最初に外で教わることは、

“愛”じゃないんだよな。“優しさ”なんだ。

それって意味のあることだったって思うんだよね。

“愛”って言葉は、何でも呑み込んでしまうから、

わからなくなるんだよな。

“愛憎”なんて知らなくても良い気もするしね。

優しいことがいけない何て可笑しいだろ。

皆、誰かの優しさに触れてそこに居る筈なんだから――。

優しいことが罪だなんて言われることも、

その“優しさ”から来るものだと思うけどな。

問題は、甘いことだ。

それで解決するのかってことだ。

何でも過ぎればやりきれないことが出て来る。

程々を弁えるのは大切だ。

只そうなると、満足感が足りなくなる気がする。

そこに“欲”が顔を出す。

“欲”は狩りつくしてしまうだろう。

だから、“優しさ”が最初だったんじゃないだろうか。

と、不図ふと思うた。




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