最近見ているアニメと派生発想 パート2
ナローシュに2つの太陽がある世界で地動説を発見するような物語は難しい、みたいな話から発想が展開したので別文章として書いてみる。タイトルはパート2となっているがパート1とはほとんど関係ない。
ナローシュが天文の観測から地動説のシンプルな法則に心を奪われるところから物語が始まる。
「異世界も地球と同じ、やっぱり地球が太陽の周りを回っているんだ」
この異世界では教会が世界の中心であり、世界は神によって創造され空の星はすべて教会を中心に動き、神と神の創造された人間を中心にして配置されていると信じられている。中世のような異世界では中世のような誤った知識が正しいとされ、それに反することは罪だった。
ナローシュは天文好きで学校でも天文部に所属し、新しい小惑星を探したり惑星の運動を記録したりするのが大好きだった。このため地動説にたどり着くのは容易だったとも言える。そして観測結果から確信したのだ。
そんなナローシュの前に神が降臨する。
「よく気付いたね。そこに気づいてくれて嬉しいよ。人が自分たちが世界の中心だと思いあがらないように天体もそのように見えるように設計したからね。でも気づける人はほとんどいないんだ。君には才能がある。ぜひ私たちの手伝いをしてほしい」
「え?」
本人の意思確認もなく光に包まれたナローシュが次に見た光景はモニターがいくつも並ぶ部屋。小太りのオッサンがニヤニヤしながら語りかけてくる。
「ようこそ神の国へ」
ナローシュは神の国に転生した。
「まずは小さな村から創ってみようか」
と、ゲーム制作みたいな仕事をやらされることに。
「ダメダメ、これだと家が自重で潰れるよ」
「それはチートすぎる能力だから、MPは上限50までにして」
「ここの木が硬すぎる、ちゃんと数字はチェックして」
できたと思ってもNGの嵐。それでもやっとOKが出る。
「まぁまぁよくなったじゃない。じゃ、この村に出張お願いね」
「え?」
本人の意思確認もなく光に包まれたナローシュが次に見た光景は、自分が作った村だった。
モニターの中に作る世界は時間が止まっていて、ナローシュが入ったことで動き出す。創造した世界が動き出す。
そして創造した世界の不具合を見つけ、空の設定の重要さに気づき、村の全てを知るナローシュとナローシュ以外の外の人に接したことがない村人との奇妙な暮らしが始まる。
つづいても面白いかもと思い始めたけど、とりあえずここまで