愛
私が本当に心から
愛しいと思って付き合った記憶は
とても少ない
初恋と今の恋
それ以外は全て
何かに支配されていた
体を結ぶという行為は
吐き出されるだけの行為だと思っていた
相手が喜ぶことだけをして
私はそこにいない
心はそこにない
だから体が
ついていかないことの方が多かった
気がついたら血が流れてることもあったけど
回数が増えればそれは当たり前になっていた
相手が面倒くさければ
繋がりもしなかった
ただ吐き出されるのを待つだけ
その行為は一番嫌いだった
アイスクリームなんてものに
どんな想像を駆使しても出来なかった
でも上手く出来なければ
殴られるのが怖いから
ただ必死だったのかもしれない
揺れてる自分の足越しに天井見つめて
何してるんだろう、なんて
思うことも多かった
愛のない繋がりは、空虚
その頃の私が学んだこと
でも好きな人と愛し合うということは
とても幸せなんだと教えてくれた人がいる
好きな人に触れればそれだけで
幸せなんだって教えてくれた人がいる
愛のある繋がりは、幸せ
そんな方程式を教えてくた人がいる
もしこの先何があるか分からないけど
きっとこの人が私が愛する
最後の人になると思う
もうこの先誰のこともこんなに
信用することも愛せることもないだろうって
思うんだよね