幻覚の具現化
想像が形になる私の世界。
トラウマを形にしては、人生は恐怖で満ち溢れる事を私は知って。
今や美しき世界を想像しては、形に出来る様になった。
其の私の世界観は何時から出来上がったのだろうか。
思い描いた妖精も、ありも存在もしない花畑を眺める事も、今亡き人と街を駆け巡る事も。
今や私の目に映す事の無い、周りの人々は何時か私に言った「頭の中が花畑」と。
私は答えた「この世界から目を背けないと私は生きて行けない」と。
お話はフィクションですが。
鬱病を抱えたころの私の体験として。
一時期幻覚が見えかける時がありました。
その幻覚はトラウマの様なものであったが。
逆に幻覚を自身の理想の物に変えてしまえば、世界は美しく見えるのでは無いかと思い、描いた作品です。