表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/20

6話 友達とお茶会

お待たせしました!6話の投稿です!

「ハロルド。それじゃあ、行って来るわね」

「ああ、行ってらっしゃい。気をつけろよ」

「うん!」


今日は久し振りに友達の家でお茶会をするからお出掛けします。

ふふっ、楽しみだなー。

家を後にして街中を歩き、数十分で友達の家の前で着きました。

うん、相変わらず可愛らしい家ですね。


玄関前には花壇があってとても華やかです。喋々も飛んでます。

蜂さんは・・・苦手ですので無視しましょう。

玄関のドアを軽くノックして声を出すと、

少し経ってから友達が出てきました。


今日も落ち着いたビジュー装飾のスカラップカットを着ていて、

ロングスカートを履いているので女性らしい服装です。

髪の色も薄紫なので余計に大人っぽく見える友達ですが、

実はこうみえても幼い所もあるんです。


「シェリーだ!! 待っていたよー!!」


友達のメルルがはしゃいで私に抱き付いて来ました。


「きゃっ、メルル! だからいきなり抱きつかないでー」

「久し振りー! 元気にしていたー?」

「うん。元気だわ」

「ふふっ、よかったー」


そう、とてもフレンドリーで子供っぽい所があるんです。

容姿は大人っぽいのに甘えん坊なので、異性にモてる要素しかありません。

羨ましいわー。まぁそれはさておき、

メルルに招待されたのでお邪魔する事にしました。


「ふふっ、ゆっくり寛いでね」

「うん、そのつもりだよ」


私は言われる前にソファの上に座ってました。

うん、いつものことですね。


メルルともう一人の友達が来るのを待っていたら、

ドアのノックと声がしたのでメルルが迎えに行き、

もう一人の友達を連れて来ました。


「シェリー! 久し振りね!」

「うん。久し振りだね、ティナ!」


もう一人の友達はメルルと対照的で黒いホットパンツとスキッパー系のブラウスを好み、

褐色肌で健康的な白髪の女性だ。


メルルと同じくフレンドリーな所はありますが、ボーイッシュな友達です。

どこでこの三人と知り合ったかのかを話すと長くなりますが、

十年以上の長い付き合いの仲です。


「それじゃあ、お茶会をしよっか」

「「賛成ー!」」


こうして、小さなお茶会は始まりました。



テーブルに並んでいるクッキーを食べてはハーブティーを飲んでお話をしています。


ふふっ、久し振りにこういう時間を過ごせるのは良いですね。とても楽しいです。

お茶会の後半になってくると、ティナが何かを思い出して口を開きました。


「あ、そうだ。シェリーに聴きたい事があるんだった」

「ん? なぁに?」


ティナがハーブティーをプレートに置き、

私がハーブティーのカップを飲んでいる時に言われました。


「この前、シェリーがお姫様抱っこをされている姿を見たんだけど、もしかして彼氏さん?」

「ゴホッ!」


予想の斜め上の質問をされたのでむせました。メルルが心配をしてくれました。


「シェリー! 大丈夫?」

「う、うん。何とか大丈夫」

「図星って事はやっぱり彼氏さん!?」

「私も気になるー!!」


2人にめっちゃ質問攻めに合いましたので、ハロルドの事をお話しました。


まぁ、隠す事もないですからね。


2人にハロルドと付き合って一緒に暮してると言うと、

「「きゃー!!」」と楽しそうに話しをしてました。


「もしかして、ラブラブな夜も過ごしたの?」

「ねーねー、どんな感じだった?」

「ちょっと2人とも! まだ、そんな進展はないわ!!」


恥ずかしくて顔が熱くなると、2人が残念そうにしてました。


「えー」

「残念ー」

「何でそんなにがっかりしてるの!? 2人とも楽しんでない?」

「うん。楽しいに決まってるよー!」

「シェリー抜け駆けはズルいぞー」


とても賑やかなお茶会になりました。

でも、2人に祝福されるのは嬉しい事ですね。


偶には賑やかなお茶会も良いと思いました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ