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不器用な私が求婚されたので、恋愛をしてみます。  作者: つきはな ゆめ
番外編
13/20

新婚旅行

番外編になります!

長い旅路の中で静かに揺られている馬車の中でうとうとと寝ていると、ハロルドに起こされました。


「シェリー! 起きろー!」

「んー・・・ん、おはようー」


目をこすりながら眠たそうに答えると、馬車が止まりました。


「目的地に着いたぞ。シェリー」

「え? 本当!?」


私は荷台から降りて、確認してみました。


「わー! これが噂の大都市ってやつね!!」


荷台から降りると街の入り口に到着していて、

周りを見渡せば人、人、人、そう、人だからです。

建物がレンガで建っているので物凄く立派に見えますし、

自分が住んでる落ち着いた場所と比べたら一目瞭然です。


「あれなんだろう! 露店で何か売ってるみたい!!」

「おーいシェリー! 一人で行くと迷子になるぞー!!」


俺は子供みたいにはしゃいでるシェリーの姿を見て微笑ましくなった。

うん、新婚旅行先がここでよかった。


俺はここまで連れて来てくれた御者の方に金貨を渡し、シェリーの後を追った。

露店に近くまで行くと、シェリーが凄い笑顔でこっちに近付いてきた。


「ハロルドー、これ見て! クマのキーホルダー可愛いでしょう!! 買っちゃった!!」


うむ、早速衝動買いをしたみたいだ。

俺はシェリーの頭の上に手を置いて話かけた。


「衝動買いもいいが、これから思う存分にデートをするんだからお金の使い過ぎは注意しろよ?」

「ふふっ、分かってるわよー」


こうして、私達の新婚旅行が始まりました。

この街には三日間滞在する予定なので、まずは宿屋を探しをしました。

荷物も置きたいですからね。



宿屋を探して数分。

もっと宿探しに時間が掛かりそうと思っていましたが直ぐに見つかりました。


「よーし。それじゃあ、遊びましょう!」

「ああ。取り合えず買い物だな」


荷物を宿屋にあずけ、ハロルドと大都市の街をお出掛けしました。

私達は気になるお店を見つけては入って楽しみました。


「わー! ここのアクセサリー可愛い!!」


ハロルドとアクセサリーショップに入り、

お店の中にある数々のアクセサリーを眺めていると、

ある事に気がつきました。


うん。どれも高いですね。

真ん中のテーブルに置かれているリングやブレスレットは安いのですが、

壁に掛かっているネックレスは金貨一枚必要です。


んーこれからも色んな場所を見ないと駄目なので、

ここは諦めましょうか。次のお店に期待しよう。


私達はアクセサリー屋の通りにある建物を三軒飛ばし、帽子専門店に入りました。

え?帽子しかないの?と思ったら店内には本当に帽子しかありませんでした。


さすが大都市ですね。うちの街でしたら経営が難しそうですが、

ちゃんとお客さんがいるので驚きです。


数々のある帽子を探っていると、私の好きなラフィアハットがありました。


「あ! これいいかもー」


ラフィアとは帽子やバッグを一つ一つ手編みで作っていて、

手にとって分かるのがこの柔らかさ! あーこの帽子は好きだわ。


私はその場で帽子をかぶり、ハロルドの所に行きました。


「ハロルドー。 この帽子どう? 似合うかしら?」


帽子を物色していたハロルドがこちらを振り向き、少しだけ凝視されました。


「その帽子いいな。 シェリーに合ってるよ」

「本当!? 良かったー。それじゃあ、この帽子を買ってこようかしら」


名札を見ると、銅貨20枚で買えるので安いです。これはお買い得です。

早速店員さんがいるカウンターに向かい、

眼鏡を掛けている美人な女性に銅貨を払って買いました。


「買ってきたわ」

「よし、それじゃあ買い物の続きをするか」

「うん!」


そう思っていましたが、突然誰かのお腹の音がなりました。


「あ、そういえば。まだ昼ごはんを食べてなかったな・・・」


犯人はハロルドでした。


「もーハロルドったらー・・・それなら、次は飲食店を探しましょうか」

「悪いな」

「ううん、いいの! 私もお腹空いていたし」


こうして昼ごはんを食べる為に飲食店を探し、

美味しそうなピザ屋さんがあったのでそちらでお腹いっぱい食べました。


デートはまだまだこれからですね。

私達は休憩をした後に旅行の続きをし、

めいっぱい観光する事が出来ました。


明日も楽しみですね。

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