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君を思い過ごすバカな日々  作者: なーやん
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B棟2階ラウンジ

私のテストは心配していたほど難しくなく、自分的には合格を確信していた。


テストの翌日から、私は来週の別のテストに向けてまた勉強していた。この時期はどの学部もテストが重なるのだ。


いつものB棟2階のラウンジの端の席で1人勉強していたら、携帯が震えた。


『しんちゃん:今日も学校残ってる?』


彼からのメッセージだった。わたしはペンをおき、彼に居場所を伝え、またペンに持ち替えた。


メッセージを送った数分後、当たり前だが彼は姿を現し、結局前のように2人閉館時間ギリギリまで勉強した。


それから彼は放課後毎日B棟2階ラウンジに姿を現した。

彼が先に座っていることも少なくなかった。


話の内容といったら向こうが先に口に出すのはいつも舞の愚痴だった。


それをいつもの苦笑いしながら聞くわたし。


彼と一緒に過ごせていることへの嬉しさもあるが、この瞬間だけは圧倒的に舞への悔しさが気持ちを上回ってしまう。


こんな自分が嫌いだった。


それでも私は舞に内緒で、彼と放課後毎日時間を過ごした。


私も大学では自分のお気に入りの場所はあります。でもそこ空調が効いていないので夏は暑くて冬は寒いんです。笑

空調の効いたいい場所を探し中です。

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